ホルトノキ は、夏、穂状花序を伸ばし白い釣鐘状の小花を咲かせるアオイ目ホルトノキ科ホルトノキ属の常緑高木です。
葉は肉質が厚く、ヤマモモ(山桃)に似ていますが、下面に小腋線がありません。若い緑色の葉に混じって、年中、古い葉が一部紅葉しているのが見受けられます。
森を構成する高木樹として重要ですが、材としての価値はさほどなく、専ら、庭木に用いられます。
名前の由来は定かではありませんが、
ホルトノキの実がポルトガル(ホルト)から来たオリーブの実に似ており、
平賀源内が混同して付けたのではないかとされます。
一般名:ホルトノキ
学名:Elaeocarpus sylvestris Poir. var. ellipticus Hara
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱アオイ目ホルトノキ科ホルトノキ属
別名:モガシ、ズクノキ
分布:本州の千葉県以西、四国、九州、沖縄〜東アジア 環境:暖帯
樹高:1500cm
葉形:倒卵形 葉色:緑(両面とも) 葉縁:浅い鋸歯
開花期:7〜8月 花色:白 花径:1cm
果実色:緑→黒 果実形:長楕円形 果実径:1.5〜2cm
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