南天(ナンテン)の実
京都寂光院近く、2006年11月11日
南天(ナンテン) は、初夏、円錐花序に沢山の白い米粒状の小花を咲かせるメギ科ナンテン属の
常緑低木です。
冬に、赤い小球形の実を付けますが、美しいので鑑賞にされるとともに、咳止めの原料となったり、
名前のナンテンという、難を転じる、いとにあやかって縁起物とされ、
また、緑の葉と赤い実の色の対比が美しいので、おせち料理の二の重の彩りに使われます。
南天(ナンテン)の小葉は、固く、光沢があり、枝の上方に纏まって付きます。
南天(ナンテン) は、別名をヤマナンテン(山南天) というナナカマド(七竃)と花や実が
とてもよく似ており、南天(ナンテン)の方がこじんまりしています。
一般名:南天(ナンテン)
学名:Nandina domestica
別名:ナンテンショク(南天燭)、ナンテンチク(南天竹)
分類名:メギ科ナンテン属
原産地:日本、他
樹高:100〜200cm 果実径:0.6〜0.7cm 実色:赤 果実観賞期:11〜12月
葉色:緑 複葉の小葉長:3〜8cm 開花期:5〜7月 花序形:円錐形
花径:0.5〜0.6cm
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