キャラボク(伽羅木)とは、春、肌色の地味な花を咲かせるイチイ目イチイ科イチイ属の常緑低木、
イチイ(一位、櫟)の変種です。
雌雄異株の裸子植物で、枝は横に広がります。
葉は螺旋状に付き、鋸歯は無く、針形で、螺旋状射状に枝に付きます。
庭園などに植えられます。
名前の由来は材が、ジンチョウゲ科ジンコウ属の高木、キャラ(伽羅)に似ていることによります。
イチイとキャラボクの違い
イチイとキャラボクの違いは、葉はイチイの方が大きくイチイの側枝の葉が水平に2列に並ぶのに対し、
キャラボクの葉は不規則に螺旋状に付きます。
一般名:キャラボク(伽羅木)
学名:Taxus cuspidata var. nana
分類名:植物界裸子植物イチイ綱イチイ目イチイ科イチイ属
生息分布:日本海側の多雪地帯 環境:亜高山〜高山
樹高:50〜200cm 樹形:斜に立ち、根元から分枝して横に大きく広がる
葉の付きかた:螺旋状 葉身2:〜 5cm
葉幅:0.2〜1cm 葉の鋸歯:無し(全縁) 葉形:針状
開花期:3〜5月 花色:淡紅色
成実期:9〜10月 果実色:赤 食の可否:可(仮種皮)、不可(種子)
用途:庭木、垣根
備考:雌雄異株
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