クンシラン(君子蘭)【かぎけんWEB】

クンシランは、キジカクシ目ヒガンバナ科クンシラン属の多年草です。別名:ウケザキクンシラン(受け咲き君子蘭)、クリビア(Clivia)

クンシラン(君子蘭) クンシラン(君子蘭) クンシラン(君子蘭) クンシラン(君子蘭) クンシラン(君子蘭) クンシラン(君子蘭) クンシラン(君子蘭) クンシラン(君子蘭) クンシラン(君子蘭)

クンシラン(君子蘭)とは

クンシラン(君子蘭)とは、細長い茎と葉を持ち、春に朱色の花を咲かせる キジカクシ目ヒガンバナ科クンシラン属の半耐寒性多年草です。 花は茎頂部に5〜8個かたまって咲かせます。 花色は一般的な朱赤の他に、薄黄や白色、桃色があります。葉は、細葉や中葉、広葉、斑入り/斑無等、種類が豊富です。

花名の由来

属名の「Clivia」は英国で初めてクンシランの栽培に成功したクライブ(Clive)家出身のノーザンバーランド公爵夫人シャーロット・パーシー(Charlotte Percy、1787?1866))に因み、種小名の「miniata」はラテン語で「vermilion(朱色)」という意味です。 和名の「君子蘭」とは初めて日本に入ってきたものの学名が「Clivia nobilis」の種小名「nobilis(高貴な方=君子)」と、花の姿形や芳香があることから「蘭」に似ていることに拠ります。英名のKaffirは、クンシランの原産地南アフリカの部族「kaffir(カフィール)」から。 日本で花名に「蘭」と付けるのは、魚を例にすると魚名に〇〇鯛として「あやかり鯛」にすることと似ています。 マダイコブダイ 魚界を代表するマダイ(真鯛)(左)、あやかり鯛の一つ「コブダイ」(右)

紫色のクンシラン

別名で「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」と呼ばれる青紫色の花を咲かせる植物にアガパンサス(Agapanthus、学名:Agapanthus africanus)があります。ただし、クンシラン(君子蘭、Clivia miniata)がヒガンバナ科クリビア属であるのに対し、アガパンサス(Agapanthus)はヒガンバナ科アガパンサス属の植物なので同科別属の植物となります。 君子蘭Agapanthus クンシラン(君子蘭)(左)、アガパンサス(Agapanthus)(右)

君子蘭の花言葉

花言葉は「誠実」「貴い」「情け深い」です。花名の「君子」のイメージから付けられました。

一般名:クンシラン(君子蘭)
学名:Clivia miniata(クリビア・ミニアータ)
別名:ウケザキクンシラン(受け咲き君子蘭)、クリビア(Clivia)
APG植物分類体系:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目ヒガンバナ科クンシラン属(クリビア属)
原産地:南アフリカ
草丈:45〜60cm 花色:橙・黄・白 開花期:3〜5月 花径:5〜7cm


■関連ページ クンシラン(君子蘭)  5月の花(2008年)  4月の花#6(2005年)  4月の花#3(2002年)  4月の花(2006年)  花暦2002年  花暦2005年  カ行の花図鑑 


●クンシラン(君子蘭)


クンシラン(君子蘭)
クンシラン(君子蘭)
クンシラン(君子蘭)
クンシラン(君子蘭)
江東区白河プラザ元加賀、2006年4月23日 dig218


クンシラン(君子蘭)
クンシラン(君子蘭)
クンシラン(君子蘭)
クンシラン(君子蘭)
2005年4月28日、プラザ元加賀(江東区白河)で


クンシラン(君子蘭)
クンシラン(君子蘭)
クンシラン(君子蘭)

クンシラン(君子蘭)
2008年5月1日、プラザ元加賀(江東区白河)で