アオミシマ(青三島)は、スズキ目ミシマオコゼ科アオミシマ属の底性魚です。
マゴチ(真鯒)に似た体形で、
体高は低く、頭が異常に大きく、胸鰭も大きい。
体表色は緑褐色地に青い小斑が散在します。
英名では、Bluespotted(青斑点)のある stargazer(ミシマオコゼ)と呼ばれます。
顎が独特の形をしています。
食性は、小魚や甲殻類を待ち伏せして捕獲して食べる肉食性です。
(人間の)食用となる魚で、料理方法には刺身や、唐揚、練り物があります。
調理する際に、魚がヌメヌメしており鱗を剥いで水で洗い三枚に降ろしましたが、
身が柔らかいので捌き難かったです。身に水分が多いので、塩を振りキッチンペーパー
で暫く置き姿造りにしました。
味は、
マゴチ(真鯒)に似た舌触り、
ボラ(鰡)のような血合いがあり、
マダイ(真鯛)のようでした。
言われているほど不味くはありませんでした。新鮮なものを塩で身を引き締めて食べると、
癖はなく普通に美味しかったです。
一般名:アオミシマ(青三島)
学名:Xenocephalus elongatus
別名:Bluespotted stargazer
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目ミシマオコゼ科アオミシマ属
生息分布:太平洋、東シナ海 環境:浅海沿岸の砂礫底
全長:40〜50cm 体形:コチに似ている 体高:低い 頭・胸鰭:大きい
背鰭:1基 口:上向きで誘引突起 行動:夜行性。日中は砂に潜り眼だけ出している。
体表色:緑褐色地に青色小斑 尾形:丸く縦方向 腹鰭:喉の位置
食性:小魚や甲殻類を食べる肉食性
繁殖方法:産卵 繁殖時期:8〜10月
食用の可否:可 味: 料理方法:刺身、煮物、唐揚、鍋物、練り物
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アオミシマ(青三島)
浜坂港(2012年2月7日)
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