キンギョ(金魚、学名: Carassius auratus)とは、中国原産のコイ科フナ属の「ヒブナ(緋鮒)」の改良品種です。
最初の金魚は、2000年前に中国南部の野生ブナから偶然見つかった赤いブナを原種としたもので、その後、選別・淘汰が繰り返されて今日の姿に至っています。
日本へは室町時代中期頃に渡来されたとされます。
その後、500年以上前から養殖されており、観賞用として池や水槽などで飼育されている人気の淡水魚です。
金魚の三大産地として知られるのは、奈良県大和郡山や、愛知県弥富市、、熊本県長洲(以前は江戸川)とされます。
これらの産地は、農業用ため池や、河川下流の水郷地帯で水質や水量が最適で、食用となるミジンコや藻、水草が生えていること、また流通拠点として優れた市場たり得たことに拠ります。
体長は30cm程で、体形は紡錘形です。
体表色は色素細胞で決まり、赤や白、黄色、黄色、黒、茶色の5色があります。
食性は、藻や水草等を食べます。寿命は15年程で 繁殖は卵で行います。
ヒブナ(緋鮒)は、ギベリオブナ(Carassius gibelio)の変種です。
金魚の種類
金魚の種類には、和金や、出目金、東錦、オランダシシガシラ、スイホウガン、ランチュウ、コメット等がありますが、
高級金魚の代表として、蘭鋳(らんちゅう)や琉金(りゅうきん)があげられます。
ランチュウ(蘭鋳)は丸く大きな頭と、背びれが無いのが特徴で、金魚の大様とされます。
リュウキン(琉金)は、尾鰭が長く、口先が尖っており、体が楕円形でゆっくり泳ぐ品種です。
一般名:キンギョ(金魚)
学名: Carassius auratus
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭網コイ目コイ科フナ属キンギョ種
原産地:中国、寿命:15年、
食性:ミジンコや、藻、水草等の植物食、
体長:30 cm、繁殖:卵。
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