別名:ソイ(曹以)
クロソイ(黒曹以) とは、カサゴ目フサカサゴ科メバル属の海水魚です。
単に、ソイ(曹以)とも呼びます。
体表は黒く、体形は横に側扁しています。
涙骨(目の下の骨の出っ張り)に3本の鋭い棘があります。また、眼の周囲に放射状の暗色帯がある。
ソイの中では最も美味しいといわれます。
ソイとメバル(眼張)は似ていますが、ソイは、
「・メバルにしては目が小さい
・キツネメバル や
タヌキメバル はもっと深い場所(50m〜150m)にいるケースが多い
・涙骨がやや尖って見える」
ことで、一応、メバル(眼張)と区別できます。
メバル(眼張)とクロソイ(黒曹以) は、釣った時点で特に意識して細部まで仔細に調べないと見分け難いです。
しかも釣ってる最中は釣ることに熱中してしまうのでそこまで気がまわりません(とほほです)。
食用となる魚で、刺身や煮つけ、塩焼き、揚げ物、鍋にして食べます。
白身の魚で、味は淡白でプリプリしています。
一般名:クロソイ(黒曹以)
学名:Sebastes schlegelii
別名:ソイ(曹以)
科属名:カサゴ目フサカサゴ科メバル属
分布:日本各地、朝鮮半島、中国沿岸 環境:岩礁域
全長:50〜100cm 体色:黒
体形:横に側扁
特徴:口の上方に3本の鋭い棘があります。
■関連ページ
クロソイ(黒曹以)
キツネメバル
タヌキメバル
魚図鑑
釣りカレンダー
使用前・使用後物語
旭山動物園(2009年12月27日)
田中磯釣奮戦記(2008年4月5日)
ノシャップ海流水族館(2007年6月22日)
田中磯(2008年4月5日)
2010年2月18日
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「小さい頃は岩影に潜んでたもんやが、...」
クロソイ
ノシャップ海流水族館、2007年6月22日
「少し大きゅうなって泳ぎ始めたら」
クロソイ 旭山動物園で、2009年12月27日
「釣られてしもた」
「無念じゃ」
クロソイ(黒曹以)
城ヶ崎海岸田中磯の釣果、2008年4月5日
「しゅん」
「箸で何すんねん」
この写真は黒すぎて見えないなぁ(作者)。色を薄くしよう
どうもワイの涙骨を調べてるらしい。棘ならありまっさかい。
クロソイ、浜坂港から取寄(2010年2月18日)
北海道産で「ソイ」と書いてあるので一応ソイということにします。
実際には、ソイか、キツネメバルか、タヌキメバルか分かりません。
ソイには涙骨部に3本の棘があるらしいが*1、う〜ん、良く見えません。
尾鰭後縁に
白い部分は明瞭ではないのでタヌキメバルではないらしい*2。
煮つけ
刺身 ソイかキツネメバルか
2010年11月25日
昨日に引き続き「ソイ」パックを2つ購入。昨日の段階で同定出来なかったので。
1匹目の涙骨を確認したら明らかにトゲトゲが。
続いて2匹目を調査します。この魚はお腹がパンパンに膨れています。
こちらにも明瞭なトゲトゲがあります。そこでこの魚をソイと同定しました。
次にお腹を開くと、
ミミイカが6杯も出て来ました。
こちらは煮付けに
ミミイカも一緒に煮つけられました。
こちらは姿造りになりました。
この魚の同定は難しいです。一応、現段階ではクロソイとしておきます。
2013年11月27日
クロソイ煮つけ、2013年12月4日
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