タヌキメバル(狸眼張)

【かぎけんWEB】
タヌキメバルとはカサゴ目フサカサゴ科メバル属タヌキメバル種の海水魚です。
別名:タケノコメバル、マゾイ(キツネメバルのことも言う)、ハト

タヌキメバル全体姿 タヌキメバル上体 タヌキメバル全身デフォルメ タヌキメバル顎 タヌキメバル尾鰭 ニシン&コウイカ&タヌキメバルお造り3点盛り タヌキメバル全身1 タヌキメバル頭2 タヌキメバル横顔3 タヌキメバル口4 タヌキメバル焼き切り(狸眼張)5 タヌキメバル(狸眼張) タヌキメバル(狸眼張) タヌキメバル(狸眼張) タヌキメバル(狸眼張) タヌキメバル刺身

タヌキメバル(狸眼張) とは、カサゴ目フサカサゴ科メバル属タヌキメバル種の海水魚です。

●似ててよくわかりません。
タヌキメバル(狸眼張)と良く似た魚に  キツネメバル(狐眼張)  や、 クロソイ(黒曹以)  がいます。 3者の見分け方は、 涙骨下に尖った棘があればクロソイで、丸みを帯びているのがタヌキメバルとキツネメバルになるらしい。
それで、タヌキメバルとキツネメバルの違いは、 顔が丸っぽいほうがタヌキ、尖っている方がキツネで、 尾鰭後縁の白色帯が目立つのがタヌキ、目立たないのがキツネメバルです。

■関連ページ
タヌキメバル(狸眼張)  魚図鑑  食べ物図鑑  釣りカレンダー  使用前・使用後物語 

一般名:タヌキメバル(狸眼張)
学名:Sebastes zonatus
別名:タケノコメバル、マゾイ、ハト、Banded jacopever
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱カサゴ目フサカサゴ科メバル属タヌキメバル種
分布:北海道以南〜本州南端 環境:水深50〜100mの岩礁域
全長:25〜45cm  体色:灰褐色地に暗色の斑が背鰭に達する  棘:涙骨に目立つ棘は無い  尾鰭:丸く後縁が白っぽい  繁殖方法:卵胎生 産卵期:初夏  食用の可否:可 身色:白  調理方法:焼き切り、刺身、焼き切り、塩焼き、蒸し物、煮付け、ソティ、鍋物、干物  味:皮目を炙って焼き切りにするとコリコリ感と脂がのっていて美味、くせの無い味 


浜坂港鮮魚

タヌキメバル
「ワイはタヌキメバルや」

タヌキメバル
「ワイの顔と尾鰭を見てみぃ」

タヌキメバル
「気持ち丸顔で、涙骨下に鋭い棘はないで」
タヌキメバル
「尾鰭縁には白いマーカーがあるのが」

タヌキメバル
「ワイの特徴や」

ニシン&コウイカ&タヌキメバルお造り3点盛り
「なんて言ってたらお造りにされちゃった」
上から時計回りに
コウイカ(甲烏賊)タヌキメバルニシン(鰊) の3点盛り
材料は全て浜坂港の鮮魚を使って料理、2016年5月3日


タヌキメバル1
「何でワイがタヌキやの?」 by タヌキメバル
「他にキツネがおるからや」 by 場外の声

タヌキメバル3
「それにしても、海底で休んでたとこ、急に引き上げられて、」

タヌキメバル2
「浮袋が裏返って口に来てしもたやないの。潜水病やで」

タヌキメバル4
「菜箸、突っ込むなって」

タヌキメバル5

「で、焼き切りにされちゃった。とほほっ」 by タヌキメバル
タヌキメバル(?)、2011年


タヌキメバル(狸眼張)
タヌキかキツネか、はたまたソイか

タヌキメバル(狸眼張)
涙骨下が判断の基準になるらしい。

タヌキメバル(狸眼張)


タヌキメバル(狸眼張)
で、タヌキかキツネか。尾鰭先端が白っぽいので「狸」に軍配か?

タヌキメバル刺身

お刺身
タヌキメバルか、2013年4月