ランプサッカー(lumpsucker)とは
ランプサッカー(lumpsucker、学名:Cyclopterus lumpus)は、ダンゴウオ科イボダンゴ属の海水魚です。世界最大のダンゴウオです。西部大西洋の水深50〜300mの岩礁域に棲息します。体長は雌は60cm、雄は40cm程で雌の方が大きいです。身体青緑色でゼラチン質ですが骨質の突起(疣)が多数あり、腹鰭が変化した吸盤で岩礁の岩に付着しています。甲殻類やクラゲ、小魚を採食します。繁殖期の雄は婚姻色が出て赤くなります。春〜夏に浅い藻場に移動し、卵を産み付けます。雌が産み付けた卵を、雄が保育します。卵巣はチョウザメ(蝶鮫)
学名:Acipenser medirostris)の魚卵「キャビア」の代用品に、ゼラチン質の身はマナマコ(真海鼠)の代用品とされます。
一般名:ランプサッカー(lumpsucker)、学名:Cyclopterus lumpus、又名:Lumpfish(ランプフィッシュ)、セッパリダンゴウオ、ヨコヅナダンゴウオ、分類名:カサゴ目ダンゴウオ科キクロプテルス属、生息分布:西部大西洋、環境:水深50〜150mの浅瀬の岩礁域、体長:60cm(雌)、40cm(雄)体形:、体表色:青緑色、食性:甲殻類、クラゲ、小魚。
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海産物・魚図鑑
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