大きな口、全身に白い斑点あり
尾鰭が黄色
タマカイ(魂交、学名:Epinephelus lanceolatus) とは、スズキ目ハタ科マハタ属タマカイ種の超大型のハタの仲間です。
南日本や小笠原諸島の沿岸岩礁域やサンゴ礁域の浅海に生息し、魚類やサメ類などを採食とします。
沖縄ではアーラミーバイ、英名ではGiant grouper(ジャイアント・グルーパー)とも呼ばれます。
成魚は、ずっしりと重く体表は深緑地に斑模様があり、大きな口、大きな尾鰭を持っています。
水族館では良く見られ目立つ魚ですが、野生下ではレッドリストに指定されています。
タマカイとヤイトハタの違い
タマカイは巨大、ずっしり重い、体高がある、体中に白斑がある、尾鰭が黄色い。
クエ(学名:Epinephelus bruneus、英名:Longtooth grouper)は、体高が低く体形がスマートで口から尾鰭までなだらかな曲線、身体に7本の薄茶色の横縞(絶命すると不明瞭)、鰭に丸みがある、尾鰭は黒い、目の周りに放射状の千が3つほどある。
マハタ(学名:Epinephelus septemfasciatus、英名:Seven band grouper)は口から方まで直線で盛り上がり、その後知りびれまで下降、身体に白い横線が7、8本ほどあり6、7本目が横に繋がっている(絶命すると不明瞭)、尾鰭後縁に白い太どりがある。
ヤイトハタ(灸羽太)と似ているが、タマカイの方が太くて重く大きい。
一般名:タマカイ(魂交)
、学名:Epinephelus lanceolatus
、別名:アーラミーバイ、Giant grouper(ジャイアント・グルーパー)
、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門魚上綱硬骨条鰭綱スズキ目スズキ亜目ハタ科マハタ属タマカイ種
、生息地:南日本、小笠原諸島、インド洋〜太平洋域
環境:沿岸岩礁域やサンゴ礁域の浅海
、全長:100%〜300cm 体色:緑灰色地に多数の斑が散在
口:大きい 尾:丸く大きい
食性:エビや、魚類、サメ類
、備考:ICUNレッドリストの絶滅危惧種(危急種)
●関連ページ
タマカイ
葛西臨海水族園(2010年3月7日)
魚図鑑
麹町便り
memo
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大きな口
全身に白い斑点あり
尾鰭が黄色い
タマカイ
葛西臨海水族園(2010年3月7日)
タマカイ
沖縄美ら海水族館、2014年8月10日
タマカイ
沖縄美ら海水族館、2009年8月12日
タマカイ(左)と
メガネモチノウオ(右)
沖縄美ら海水族館で、80%9年8月12日
タマカイ
「やっぱ際の底は居心地良いのぅ」
品川水族館、80%1年7月25日
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