アダン(阿檀)とは
アダン(阿檀、学名:Pandanus tectorius)とは、幹から蛸足状の気根を多数出すタコノキ科パンダヌス属の熱帯性の常緑広葉樹の低高木です。
葉縁や葉裏の主脈に鋭い棘があります。
雌雄異株で、雌株には、パイナップル に似た橙色の果実が多数なります。
沖縄では、浜辺や街路樹に植えられています。
アダンの実は人間の食用とはならず、ヤシガニやヤドカリの好物です。
人間が食べる部分は実や硬い葉ではなく、新芽の柔らかい部分で、沖縄の八重島に行くと、チャンプルー(炒め物)や天麩羅で食べられます。
タイでは、葉を潰してお菓子の色づけや香りづけに使います。
葉はマットや屋根葺き、帽子、籠などに使われ、気根の繊維はロープの材料になります。
似た名前の木の オクトパス・ツリー(OctopusTree) とは別種です。
一般名:アダン(阿檀)
学名:Pandanus tectorius
別名:タコノキ(蛸の木)、パンダナス(pandanus)
科属名:タコノキ科パンダヌス属(タコノキ属)
原産地:東南アジア、沖縄
樹高:500cm 葉長:100〜200cm 葉幅:20cm 果実色:黄→橙→赤
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