チダケサシ(乳茸刺) は、夏、草原や湿地で円錐花序に泡のように
小さな薄桃色〜白花を集合させて咲かせるバラ目ユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。
葯は淡紅紫色です。
硬く細長い茎に食用となるチダケ(乳茸)を刺して持ち帰ったことから花名が付きました。
葉は2〜4回奇数羽状複葉に付き、小葉は小さく光沢は無く、葉縁に鋸歯があります。
似た花に、園芸品種の
アスチルベ(Astilbe) や、
白花を咲かせる アカショウマ(赤升麻、学名:Astilbe thunbergii)、
トリアシショウマ(鳥足升麻) 、
ヒトツバショウマ(一葉升麻) 、
モミジバショウマ(紅葉葉升麻) 等があります。
一般名:チダケサシ(乳茸刺)
学名:Astilbe microphylla
別名:Astilbe microphylla
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ目ユキノシタ科チダケサシ属
茎丈:30〜60cm 花径:0.3〜0.5cm 開花期:6〜8月
花色:桃 葉形:卵形・倒卵形 葉身:3cm
■関連ページ
チダケサシ(乳茸刺)
箱根湿生花園(2008年7月21日)
タ行の花図鑑
花暦2008
花暦
チチタケ(乳茸)
農産物図鑑
|