ハナミズキ、2005年4月
ハナミズキ、2002年4月
ハナミズキ、2004年5月
ハナミズキ、2009年10月
ハナミズキ(花水木)とは
ハナミズキ(花水木、学名:Benthamidia florida)とは、葉が出る前に、枝先に、上向きで平らな4弁花のように見える白(または、赤)の総苞片をつけるミズキ科ヤマボウシ属の耐寒性落葉小高木です。
花のように見えているものは総苞で、本当の花は花の中心部にある黄緑色の塊部分にあります。
本来の花は小さく、開花しても0.5cm程の黄緑色の4弁花を咲かせます。
枝は横に広がります。苞片の先端で凹んでいる部分は咲き始めに見ると種子のように見えます。
若葉は緑色で光沢があり、葉形は楕円形または卵形で葉脈がはっきりしています。
秋に、長楕円形の赤い果実を成らせ、葉の紅葉も美しいです
日本がアメリカに サクラ(桜) の苗木をプレゼントしたお返しにアメリカから贈られた花として知られます。
植栽で、街路樹や庭木に用いられます。
一般名:ハナミズキ(花水木)、
学名:Benthamidia florida、
別名:アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)、Flowering dogwood(フラワリング・ドッグウッド)、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ亜綱ミズキ目ミズキ科ヤマボウシ属、原産地:北米原産の園芸種、樹高:5〜10m、開花時期:4〜5月、花弁数:4枚、花色(実際は、総苞色):白・淡紅色・赤・薄黄・橙、本来の花色:黄緑、花径(総苞径):8〜10cm、本来の花径:0.5cm、果実色:赤。
■関連ぺージ
ハナミズキ(花水木)
5月1日〜2日(Digi133)
ハナミズキ(花水木) 花博の花#115
10月の花(2009年)
4月の花#3(2005年)
4月の花#1(2002年)
4月の花#2(2002年)
花暦2002年
花暦2005年
サクラ(桜)
ハ行の花図鑑
花博の花(2004年4月)
花暦2004年
花暦
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ハナミズキ白色花品種
墨田区菊川、2005年4月24日
ハナミズキ 白色品種 2002年4月11日、紀尾井町通りで
ハナミズキ白花品種 花博2004年4月11日
ハナミズキ赤色花品種
墨田区菊川、2005年4月24日
ハナミズキの果実、2009年10月3日、麹町で
ハイブリッド・ハナミズキ 'ステラピンク'(Hybrid 花水木 'Stellar Pink')
ハイブリッド・ハナミズキ(Hybrid 花水木)は、アメリカのラドガーズ大学がハナミズキとヤマボウシを交配して育苗したミズキ科ミズキ属の耐寒性・耐病性の落葉低高木です。
このステラピンク('Stellar Pink'、学名:Cornus x Rutgan)は、ハイブリッド・ハナミズキの花色(実際は苞色)が桃色花を咲かせる一品種で、薄桃色のハナミズキと白花のヤマボウシを交配したもので、春〜夏、白地に薄桃色をぼかしたような花(苞)を咲かせ、秋には赤い小さな実が成り紅葉します。
ハイブリッドにすることで、樹形が整い、成長がより早く、沢山の花を咲かせ、対病性(ハナミズキの弱点のうどん粉病を克服)、耐寒性・耐陰性が高められました。
ハイブリッド・ハナミズキには、ステラピンクの他、苞色が白地に緑色をぼかしたようなオーロラ(Celestial Aurora、学名:Cornus x Rutban)や白花の大輪を咲かせる
コンストレーション(Constllation、学名:Cornus x Rutcan)、早咲きで多数の白花を咲かせるルースエレン(Ruth Ellen、学名:Cornus x Rutlan)、薄黄のセレスティアル(Celestial、学名:Cornus x Rutdan)などの品種があります。
街路樹や庭木、記念樹などに利用されます。
■関連ページ
一般名:ハイブリッド・ハナミズキ(Hybrid 花水木)
学名:Cornus x rutgers
分類名:ミズキ科ミズキ属
別名:ラドガーズ・ハイブリッド、ハナボウシ
原産地:北米東部
分布:北海道〜沖縄までの日本
樹高:2〜10m 花色:白・桃・薄黄・薄緑 開花期:5〜6月
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