カリン(花梨)|かぎけんWEB

カリンはバラ目バラ科カリン属の耐寒性落葉高木です。カリンの果実には咳止め効果あり

カリン

カリン カリン カリン カリン カリン
カリン(花梨)、木場公園、2024年4月13日


カリン(花梨) カリン(花梨)
カリン(花梨)の花、皇居二の丸公園(2022年4月12日)


カリン カリン カリン カリン
カリン、木場公園(2020年6月20日)


カリン(花梨) カリン(花梨)
カリン(花梨)の果実、2004年9月


カリン(花梨) カリン(花梨) カリン(花梨)
カリン(花梨)、2003年8月


カリンとマルメロの違い

カリン(花梨、学名:Pseudocydonia sinensis)は、バラ科マルメロ属のマルメロ(marmelo、学名: Cydonia oblonga)と似ています。カリンの学名は、Pseudocydonia sinensis(プセウドキドニア)であり、属名は「Pseudo-(偽の)」+「cydonia(マルメロ属の)」となり、「偽マルメロ属の」という意味があります。似ている点は、同じバラ科であること、熟した果実が黄色く芳香があり砂糖漬けや果実酒に加工して食用となることです。違う点を以下に比較します。
項目 カリン(花梨、学名:Pseudocydonia sinensis)マルメロ(marmelo、学名: Cydonia oblonga)
果実 カリン(花梨)
楕円形、表皮は無毛
マルメロ(marmelo)
梨形、綿毛有り
カリン(花梨)
葉縁に鋸歯
マルメロ
葉縁は滑らか(全縁)
カリン(花梨)
樹皮は滑らかで茶褐色大きく剥がれ雲紋状の後が残る
マルメロ
樹皮は灰褐色でゴワゴワしている
原産地 中国 中央アジア

カリン(花梨)とは

カリン(花梨、学名:Pseudocydonia sinensis)とは、中国原産で、バラ科カリン属の耐寒性落葉高木です。 ミャンマーの国花です。別名でクワズナシ(喰わず梨)、英名でChinese quince、寺社の境内に植えられる場合は、アンランジュ(安蘭樹)とも呼ばれます。 樹高は3?12 mです。葉は倒卵形で葉縁に鋸歯があり互生して付きます。3?5月に桃色で花径2.5〜3 cmの五弁花を咲かせます。7月〜11月に直径10 cm程の長円形〜楕円形の果実を成らせます。果実には芳香があります。生食には適しませんが、カリン酒や砂糖漬け、ジャムとして食用される他、咳止め薬としても使われます。

一般名:カリン(花梨)、学名:Pseudocydonia sinensis(プセウドキドニア=Chaenomeles sinensis)、国花:ミャンマー、別名:アンランジュ(安蘭樹)、クワズナシ(喰わず梨)、Chinese quince、分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科カリン属、原産地:中国、樹高:3?12 m、樹皮:灰褐色でごつごつしている、葉形:円形〜楕円形、葉身長:5〜10cm、葉序:互生、葉縁:鋸歯有、開花期:3〜5月、花色:桃色、白、花径:2.5〜3 cm、花弁数:5、果実観賞期:7月〜11月、果実の色:緑〜黄、果実径:10 cm、結実期:10月〜11月、果実形:長円形・楕円形。


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●カリン(花梨)の花

カリン(花梨) カリン(花梨)
カリン(花梨)の花

皇居本丸公園、2022年4月12日


●カリン(花梨)の果実

カリン(花梨) カリン(花梨)
カリン(花梨)の果実

木場公園、2004年9月19日


カリン(花梨)
カリン(花梨)
カリン(花梨)
カリン(花梨)
カリン(花梨)
カリン(花梨)

カリン(花梨)
2003年8月23日 、木場公園で


カリン(花梨)
カリン(花梨)
カリン(花梨)
カリン(花梨)=アンランジュ(安蘭樹)
寺院では、カリンはアンランジュと呼ばれます。
2004年11月23日、唐招提寺(奈良)で


カリン(花梨)
カリン(花梨)
10月、木場公園で