●花・果実の種類 アベリア(Abelia) ハギ(萩) エゴノキ(斉ゴ木) カリン(花梨) クスノキ(楠)
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アベリア(Abelia)は、生垣や道路と歩道の分離帯に植栽されています。 初夏に比較的地味な白い小さな花を咲かせます。ピンク種(エドワードゴーチャ)もあります。
アベリア(Abelia)のページ
一般名:アベリア(Abelia) 学名:Abelia grandiflora 別名:ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木) 科属名:スイカズラ科ツクバネウツギ属
ハギ(萩)は、万葉の時代から愛でられる秋の七草の1つです。基部は木質化して堅く、 分枝し下垂した枝先に多数の蝶に似た赤紫や白の小花を咲かせる落葉低木です。葉の付き方は互生(ごせい)で、 三出複葉(サンシュツフクヨウ)です。ヤマハギ(山萩)やミヤギノハギ(宮城の萩)などは普通に見られます。
ハギ(萩)のページ
一般名:ハギ(萩) 学名:Lespdeza sp. (レスペデザ) 別名:庭見草(ニワミグサ)、初見草(ハツミグサ)、鹿鳴草(シカナキグサ)、鹿妻草(シカツマグサ、Bush clover(ブッシュクローバー) 科属名:マメ科ハギ属 原産地:日本、朝鮮、中国などの東アジア 草丈:150〜250cm 開花期:6〜10月 花色:赤紫・白
クスノキ(楠)のページ
エゴノキ(斉ゴ木)は、初夏に、枝に白か淡紅色の小花を下向きに鈴なりにつける耐寒性落葉高木です。葉は互生し、 長楕円形で先端が尖り、葉のまわりが少しぎざぎざしています。果実は7月頃に灰白色の卵形をした可愛い果実がなり、 9〜10月に表皮が茶色に変色し破れて中の種が見え始めます。果実の果皮にはエゴサポニン(egosaponin)という 成分が含まれ泡立ち殺菌作用があるので石鹸の代用とされたこともありますが、食用とはなりません。主として庭木や公園樹、 薪炭などに用いられます。
エゴノキ(斉ゴ木)のページ
一般名:エゴノキ(斉ゴ木) 学名:Styrax japonica 別名:チシャノキ、野茉莉、ジャパニーズスノーベル(japanese snow bell) 科属名:エゴノキ科エゴノキ属 原産地:日本 樹高:2〜15m 開花期:5〜6月 花径:1.5〜3cm 花色:白・淡紅色 葉長:5〜8cm 花柄:2〜4cm 結実期:7(灰白色)〜9月(茶色) 実色:灰白色〜茶色
カリン(花梨)は、春に桃色の花を咲かせ、秋に長円形で黄橙色をした果実が成熟する耐寒性落葉高木で 、咳止め効果があるとされています。果実には芳香があり、カリン酒や砂糖漬け、ジャムとして食用される他、 咳止め薬としても利用されます。
カリン(花梨)のページ
一般名:カリン(花梨) 学名:Pseudocydonia sinensis(=Chaenomeles sinensis) 別名:アンランジュ(安蘭樹)、クワズナシ(喰わず梨) 科属名:バラ科カリン属 原産地:中国 樹高:300〜800cm 開花期:4〜5月 花色:桃 花径:3cm 実の観賞期:10〜11月 実色:黄 実径:10cm