ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)

【かぎけんWEB】

ニオイバンマツリとはナス目ナス科ブルンフェルシア属の低木です。

花図鑑をリニューアルしました。
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別名：バンマツリ、ブルンフェルシア、Yesterday-today-and-tomorrow

ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)は、青紫花と白花が一本の木に咲いているように見えるナス目ナス科ブルンフェルシア属の半耐寒性常緑低木です。
２色の花が混合しているように見えますが、実際は、最初に青紫色の花が１日～２日経つにつれ白色に変わるからです。白くなった花は、その後、落花します。花(花冠)は５裂します。葉は緑色で、楕円形をしています。学名のブルンフェルシア(Brunfelsia)で呼ばれることもあります。和名のニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)とは、花がジャスミン(茉莉)に似た匂い(芳香)があり、明治末に蕃(外国)から到来したからですが、単にバンマツリ(蕃茉莉)とも呼ばれます。
同科同属に、黄色花品種の　ブルンフェルシア・デンシフロラ(Brunfelsia densiflora)　があります。ちなみに、ジャスミン(Jasmine)　は、モクセイ科でニオイバンマツリですから、全く別の花となります。

一般名：ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)
学名：Brunfelsia australis(ブルンフェルシア・アウストラリス)
別名：バンマツリ(蕃茉莉)、ブルンフェルシア(Brunfelsia)、yesterday-today-and-tomorrow
分類名：植物界被子植物門双子葉植物綱ナス目ナス科ブルンフェルシア属
原産地：ブラジルやパラグアイ、アルゼンチンなどの熱帯アメリカ
草丈：30～350cn　開花期：4～8月　花色：青紫～白に変化　花径：3～4cm 　葉長：4～12cm

ニオイバンマツリ

ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)
江東区住吉、2005年7月9日
花色は、咲き始めが紫で、時間とともに白色へと変化します。
紫花と白花が、同時に同じ木に付くことになります。

ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)
浜名湖花博、2004年4月