パンパスグラス(Pampas grass)とは、ヨシの一種で、ススキの穂を大きく立派にしたように見えるイネ目イネ科コルタデリア属の半耐寒性多年草です。
パンパスグラスという名前は、この草の原産地であるアルゼンチンのパンパス平原からとられました。
花穂は銀白色をしており、姿形は車窓のガラスを拭く毛箒(ケバタキ)のようにも見えます。
花穂色が銀白色のものをセロアナ、桃色のものをケルメシア、草丈が低くて穂色が白に桃色が入るものにロゼアがあります。 公園や畑で見られますが、花穂はドライフラワーや切花などに用いられます。
●葉縁色による違い
パンパスグラスの葉に金色や銀色の縞が入る品種に、
ゴールドバンド、
シルバーストライプ
があります。
■関連ページ
パンパスグラス(Pampas grass)
9月(2004年)
ハ行の花図鑑
花博の花#124(2004年)
一般名:パンパスグラス(Pampas grass)
学名:Cortaderia selloana cv.albolineata(コルタデリア・セロアナ・アルポリネアータ)
別名:シロガネヨシ(白銀葭)、セイヨウススキ(西洋ススキ)
分類名:植物界被子植物単子葉植物綱イネ目イネ科コルタデリア属(パンパスグラス属)
原産地:アルゼンチンなどの南米
草丈:100〜300cm 花序高:60〜70cm 花色:白 開花期:8〜10月
用途:公園などで観賞用、花穂はドライフラワー
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