シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓) とは、春〜初夏、薄黄緑〜白色の花を咲かせる
キンポウゲ目キンポウゲ科センニンソウ属の落葉蔓性半低木です。
トリガタハンショウヅルの長柄・白花品種です。
花のように見えるものは、実際は、4枚の萼です。
関東地方以西〜九州・四国の丘陵地の林縁で他の低木に絡んでいます。
葉には長い葉柄が有り、葉表面には白毛が密生します。
葉形は3出複葉で、各小葉は3中裂し葉縁に鋸歯があります。
葉腋から花のように見える萼を出しまます。
長い花柄の先に花(萼)を付けます。
花弁(萼片)に軟毛が密生しており、雌蕊や雄蕊が多数あります。
花形(萼の集合形)は伏椀型で、花弁数(萼数)は4枚、
花径(萼径)は2cm程です。
花は下向きに咲かせますが、咲き始めは半開しており、花の終わり頃にほぼ全開します。
似た花に、幾つかあり、
夏、白花を咲かせるキンポウゲ科センニンソウ属の多年草に
シロハンショウヅル(白半鐘蔓)
があります。同様に花のように見えるものは萼です。
また、ハンショウヅル(半鐘蔓)は半鐘の形をした紫色の花を咲かせます。
トリガタハンショウヅルは細い釣鐘形をしています。
センニンソウ属の花
クサボタン(草牡丹)、
クレマチス(Clematis) 、
センニンソウ(仙人草) 、
トリガタハンショウヅル 、
ハンショウヅル(半鐘蔓) 、
シロハンショウヅル(白半鐘蔓) 、
シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)
一般名:シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)
学名:Clematis williamsii
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キンポウゲ目キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)
別名:シロバナノハンショウヅル、クレマチス・ウイリアムシー(Clematis williamsii)
分布:関東地方以西〜九州・四国 環境:丘陵地の林縁
生活型:落葉蔓性半低木で他の低木に絡む
葉形:3出複葉 小葉:3中裂し鋸歯あり
葉柄:有り、長い 葉表面:白毛密生
花の咲く(萼の出る)位置:葉腋
花弁数(実際は萼数):4枚 花柄:長い 萼片の状態:軟毛が密生
雌蕊数・雄蕊数:多数
花形(実際は萼の集合形):伏椀型
萼片1枚の形:広楕円形で花縁に白毛あり
花の咲き方:下向きで咲き始めは半開しているが、花の終わり頃はほぼ全開する
開花期:3〜6月 花径:2cm 花色(萼色):白〜薄黄緑
雄蕊花糸形:扁平 雄蕊葯色:黄 雌蕊柱頭色:白
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