シャクヤク(芍薬)は、中国北部〜朝鮮北部原産のユキノシタ目ボタン科ボタン属シャクヤク種の耐寒性多年草(宿根草)です。日本へは漢方薬として渡来しました。根に収斂、鎮痙、鎮痛の薬効があるとされます。
茎先に大型の花を一輪咲かせます。花弁は10枚程が多く、葉は複葉で互生します。
花後には3〜5個の袋果からなる実を付けます。
「立てば、シャクヤク、座れば、ボタン(牡丹)、
歩く姿は
ユリ(百合)
の花」
ユリはさすがに見間違えることはありませんが、
シャクヤク(芍薬)とボタン(牡丹)は同科同属なので似ています。
一般名:シャクヤク(芍薬)
、学名:Paeonia lactiflora
、別名:エビスグサ(夷草)、エビスグスリ(夷薬)、カオヨグサ(貌佳草)
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ユキノシタ目ボタン科ボタン属シャクヤク種
、原産地:中国北部〜朝鮮北部、モンゴル、シベリア東部
、草丈:50〜90cm 開花期:5〜6月
花色:桃・白・黄・赤
花径:10〜15cm
薬効:根に収斂、鎮痙、鎮痛
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