ワルナスビ(悪茄子)は、北米からの帰化植物で、春から秋、野原や空き地で白または薄紫色の花を咲かせるナス目ナス科ナス属の多年草です。
花が白いものはシロバナワルナスビと呼ばれます。
雑草の1種で一度蔓延ると根を張り駆除が大変であり、また全草に毒があります。
茎や葉柄に鋭く硬い棘があり、毛も密集して付きます。
葉は互生して付き、葉縁には深い鋸歯があります。
花後に黄色い球形の果実を成らせます。
同科同属で似た草に イヌホオズキ(犬鬼灯・犬酸漿) があります。
一般名:ワルナスビ(悪茄子)
学名:Solanum carolinense(ソラヌム・カロリネンセ)
別名:Carolina horse nettle, horsenettle、Apple of Sodom、Devil's tomato、オニナスビ(鬼茄子)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ナス目ナス科ナス属
原産地:北米、生息分布:日本並びに世界中に帰化 環境:野原、畑、生活型:多年草、草丈:30〜50cm、根茎:長い、茎葉萼:星状毛有、葉縁:波状の鋸歯、葉の付き方:互生、葉色:緑、葉長さ:10〜15cm、葉幅:4〜8cm、葉形:長楕円形、合弁・放射相称・車形花冠、両性花、花序形:集散花序、花冠:5浅裂し平開、花径:2.5〜3cm、開花期:7〜10月、花色:白〜薄紫、葯色:黄(葯は花糸より長い)、果実型:液果、果実形:球形、果実色:黄、果実径:1〜1.5cm、繁殖方法:種子、地下茎、備考:全草に毒あり
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