ワタ(綿)【かぎけんWEB】

ワタとは布団綿の原料となるアオイ目アオイ科ワタ属の一年草(多年草)です。
別名:コットン(Cotton)、ツリーコットン(tree cotton)

綿

  ワタ(綿)
ワタ(綿)、京成バラ園Fuji(2022年5月22日)


ワタ(綿) ワタ(綿)
ワタ(綿)、自宅、2023年11月25日


ワタ ワタ
2021年8月8日、和代さん


アオワタ アオワタ
綿、国立歴史民族博物館くらしの植物苑、2020年8月13日)


ワタ(綿) ワタ(綿) ワタ(綿) ワタ(綿)
綿、筑波実験植物園(2009年5月2日)


ワタ(綿) ワタ(綿) 綿

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ワタとは

ワタ(綿)とは

ワタ(綿、学名:Gossypium)はエチオピア南部、メキシコ原産で、アオイ科ワタ属の多年草又は一年草です。高温と多雨を好みます。草丈は60?120 cmです。1.5〜10 cmの葉柄の先に、カエデに似た3?5裂した掌形の葉が付きます。葉に托葉があり葉縁に鋸歯があります。花色は、白、黄白、黄、紅色で、開花後に赤変します。種類によっては、花弁中央基部に暗赤色の紋柄があるものがあります。花径は6 cmです。8月?11月に成る果実はポップコーンのように膨れ、弾けた種子の毛は綿花として、紡績原料や布団の綿、脱脂綿、火薬やセルロイドの原料となります。綿の種子である棉実から採った綿実油は、食用油やマーガリン、石鹸、催乳薬の原料となります。根皮は通経薬となります。綿実油を絞ったカス(粕)は飼料や肥料として使われます。代表的なワタには以下の4種類があります。

●4大ワタ

Gossypium arboreum(キダチワタ、木立、アオメン、青綿、ワメン、和綿、tree cotton、ゴシピウム・アルボレウム):  エチオピア南部原産→インドへ、多年草、アジア綿、花色は黄や白、紅色→花弁色は後に赤変。、繊維長:2cm。 ・Gossypium hirsutum(リクチメン、陸地綿、ゴシピウム・ヒルスツム、洋綿):  メキシコ原産→アメリカ、一年草、花色は白や黄で、中央基部は紫。花弁色は後に赤変。綿色は白、繊維長:3cm。 ・Gossypium barbadense(カイトウメン、海島綿、ベニバナワタ、Sea Island Cotton、ゴシピウム・バルバデンセ ):  中南米地域→カリブ海域(バルドス)原産。花色は薄黄色で花弁中央基部は暗赤色。花弁色は後に赤変。綿色は白、繊維長:5cm〜。 ・Gossypium herbaceum(シロバナワタ、ゴシピウム・ヘルバケウム、Levant cotton):  エチオピア南部原産→西アジア紅色で、一年草、アジア綿、草丈高い、花色は黄や白→花弁色は後に赤変。繊維長:2cm。 その他の綿 ・Gossypium nanking(ナンキンワタ、南京綿):  インド原産の一年草。花色は薄黄色で花弁中央基部底が暗赤色。綿色は薄茶色。

一般名:ワタ(綿) 、学名:Gossypium arboreum 、別名:コットン(Cotton)、ツリーコットン(tree cotton) 、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱アオイ目アオイ科ワタ属 、原産地:インド 、草丈:100〜300cm 開花(実の観賞)期:8〜11月 花色:黄地+中央の芯が濃赤紫色、紫、花径:5cm


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●ワタ(綿)

アオワタ アオワタ
アオワタ=ワタ(綿)
変化朝顔sony(国立歴史民族博物館くらしの植物苑、2020年8月13日) >


ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)

ワタ(綿)
筑波実験植物園で、2009年5月2日


ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)
ワタ(綿)

ワタ(綿)、2003年11月、木場公園

ワタ(綿) ワタ(綿)
プランターに植えられたワタ(綿)
木場で、2003年1月1日