別名:オヤコグサ(親子草)
ユズリハ(譲り葉) は、初夏、薄黄色の葯を付けるユズリハ目ユズリハ科ユズリハ属ヒメユズリハ種の常緑高木です。
春、新葉が出ると古葉が落葉する様子が、席を譲るように見えることから命名されました。
同様の現象は、別科別属ですが クスノキ(楠) でも見られます。
葉は茎先にまとまって付き、赤い葉柄が目立ちます。
雌雄異株で、雄花は花弁が無く、初夏に薄黄色の葯だけを葉脇に多数付けて花序を成します。
葯が破れると花粉が出ますが、その時に葯は紫褐色となります。
雌株は、花後、房状に青緑色の球形の小さな実をぶらさげ、秋に黒熟し表面が粉をふいたように白くなります。果実にはアルカロイドをが含まれ中毒症状を起こすので食べられません。
同科同属に、葉がユズリハより小さい、ヒメユズリハ(姫譲り葉) があります。
一般名:ユズリハ(譲り葉)
学名:Daphniphyllum macropodum
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ユズリハ目ユズリハ科ユズリハ属
別名:オヤコグサ(親子草)
原産地:中国、日本
樹高:5〜10m 開花期:5〜6月 葯色:薄黄〜紫褐色 花序高:4〜12cm
結実期:6〜11月、12月 果実径:0.8〜1cm 果実色:青緑〜黒 葉の観賞期:周年
葉の形:細長い卵形 葉身:8〜20cm 葉幅:3〜7cm 葉色:緑 葉柄:赤・白
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