別名:クス(楠)、カンファーツリー(Camphor tree)、カンファーローレル(Camphor Laurel)
クスノキ(楠)は、5月、花序に小さな黄色い六弁花を付けるクスノキ目クスノキ科ニッケイ属の半耐寒性常緑高木です。
古くから樟脳を採る原料に用いられ、樹木全体から良い香がします
樹皮は灰褐色で、全体的に縦方向の長い割れ目があります。
葉に光沢があり、堅く先が尖った卵形で、基部から三行脈(主脈+左右にはっきりした側脈がある)が出ています。
秋に、丸形の果実をつけます。果実は最初、緑だったものが、熟すと赤黒に変わります。
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ユズリハ(譲り葉) と同様、春、新葉が出ると同時に古葉が落ちます。
また、春の新芽が ベニカナメモチ(紅要黐) と同様、赤葉します。
元々、木部を蒸留し、医薬品の防虫剤となる樟脳や、殺菌剤、鎮痛剤、血行促進剤の原料となる樟脳油を採取するために植樹され、公園木や庭園木ともなっています。
名前の由来は、香があることから、奇(くす)しき木、それが転訛されてクスノキとなりました。
一般名:クスノキ(楠)
学名:Cinnamomum camphora
別名:クス(楠)、カンファーツリー(Camphor tree)、カンファーローレル(Camphor Laurel)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱クスノキ目クスノキ科ニッケイ属
原産地:インド、東アジア、関東以西の本州〜九州
生息分布:関東以南の日本 環境:日当たりと、水捌けの良い暖地
樹高:20〜55m
開花期:5〜6月 花色:黄 花弁数:6枚 花径:0.8cm
葉形:先尖の卵形 葉長:10〜12cm 葉幅:4〜5cm 葉色:緑
果実色:緑→黒 果実径:0.8cm 種子径:0.6cm
●関連ページ
クスノキ(楠)
樹木図鑑
花図鑑
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花暦2005
5月の花#3(2005年)
9月の花#5(2001年)
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クスノキ(楠)
京都動物園内で、2015年5月3日
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プラザ元加賀で、2005年5月29日
クスノキ(楠)
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クスノキ(楠)
プラザ元加賀で、2009年11月3日
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