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■関連ページ 3月の花#3(2004年) アセビ(馬酔木) エンドウ(豌豆) ダイコン(大根) 花図鑑 麹町便り 花暦
アセビ(馬酔木) 江東区プラザ元加賀、2004年3月撮影
アセビ(馬酔木)は、樹高2〜5mで濃緑色の葉を茂らせた常緑低木です。枝先についた穂から鈴蘭のような壷形の小花を多数つけます。1〜5月まで鉢で出回り、花色には白やピンクがあります。葉茎は馬や鹿などの草食動物には有毒と言われます。盆栽や庭木に使われます。
一般名:アセビ(馬酔木) 学名:Peris japonica 別名:アシビ 、アセボ、アセミ (いずれも、馬酔木と書きます) 科属名:ツツジ科アセビ属 花色:白、ピンク
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ダイコン(大根)は、アブラ科の一年草で、太くて白く柔らかい根が食用野菜としてよく食卓に登場します。春に白か薄紫の小さ花を咲かせますがアブラナ科特有の十字形をしています。'大阪四十日'という大根の一種の新芽は貝割れ大根として生食されます。根は刺身のツマやオロシ大根として生食される他、おでんや風呂吹き大根、炊き合わせなどの煮物、沢庵やベッタラ漬などの漬物の材料として使われます。生の大根にはアミラーゼという消化酵素が含まれでんぷんを分解しますので、胸焼けや胃凭れをの防止になります。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ、蕪)と共に春の七草の一つとされます。
一般名:ダイコン(大根) 学名:Raphanus sativus Linn. 別名:スズシロ(清白) 科属名:アブラナ科ダイコン属 原産地:中央・西アジア、花色:白、薄紫 花期:3〜5月、草丈:10〜100cm、収穫期:6〜翌1月(除く8〜10月)
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エンドウ(豌豆)は、莢や若い豆を野菜として食べたり、完熟した豆を雑穀として食べる耐寒性一・ニ年草です。草丈が高く(2〜3m)蔓のある、いわゆる高性の「30日絹莢」や「成駒30日絹莢(ナリコマサンジュウニチ)」、ツル無しで背の低い(50cm)、いわゆる矮性種の「白花砂糖」があります。完熟させた豆を食べるものにあん(ずんだ)に使われる青エンドウと、蜜豆に使われる赤エンドウがあります。若莢はサヤエンドウとして食べ、莢の中の若い豆をグリンピースとして料理に使い、完熟した豆を穀物として収穫します。中には若い茎葉を豆苗(トウミャオ)として中国料理に使わうものもあります。メンデルの法則に使われた植物です。エンドウの仲間には、エダマメ(大豆)、ソラマメ(空豆)、インゲン(隠元)、フジマメ(藤豆)、リョクトウ(緑豆)があります。
一般名:エンドウ(豌豆) 学名:Pisum sativum(ピスム・サティブム) 別名:サヤエンドウ、キヌサヤ(若莢のこと) 科属名:マメ科エンドウ属 バラ目・離弁花亜綱・双子葉植物綱・被子植物門 原産地:メソポタミア 花色:白か赤紫 莢色:明るい緑色 花期:3〜5月、草丈:05〜3.0m、収穫期:周年(5〜6月が旬)
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