アセビ(馬酔木) は、厳冬〜春に、白または桃色の小花を房のように多数つける
ツツジ目ツツジ科アセビ属の耐寒性常緑低木です。
明治時代に発刊された有名な歌誌と同じく「アシビ」とも読みます。
葉は濃緑色をしており、互生してつきます。
複総状花序をした花穂は、スズラン(鈴蘭)や、ドウダンツツジ(満天星躑躅) の花に似た壷形、または、釣鐘型をしており、下垂して咲きます。
小花の先端は浅く5裂します。
ウマ(馬) や、
シカ(鹿) などの草食動物が食べると、
有毒で酔ったようになることに因んで名前が付けられました。
秋に炸果(サクカ)状の果実を付けます。
用途は、木が庭木や盆栽などに、木材が床柱にされます。
一般名:アセビ(馬酔木)
学名:Peris japonica
別名:アシビ 、アセボ、アセミ(いずれも、漢字は馬酔木)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ツツジ目ツツジ科アセビ属
原産地:日本、中国
生活型:落葉低木 樹高:200〜500cm 花色:白・桃 花長:0.7〜1cm 開花期:2〜5月
結実期:9〜10月 果実径:0.5〜0.6cm 葉身:5cm
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