みつまめ(蜜豆)、豆大福(マメダイフク・Mame Daifuku)
エンドウ(豌豆)
エンドウ(豌豆)とは、莢や若い豆を野菜として食べたり、完熟した豆を雑穀として食べる
マメ目マメ科エンドウ属の耐寒性一・ニ年草です。メンデルの法則に使われた植物です。
白花を咲かせ、若莢はサヤエンドウとして食べ、莢の中の若い豆を グリーンピース(Green pea) として料理に使い、完熟した豆は穀物として収穫します。
若い茎葉は豆苗(トウミャオ)として中国野菜として料理に使わわれます。
エンドウの仲間には、エダマメ(大豆)、ソラマメ(空豆)、インゲン(隠元)、
フジマメ(藤豆)、リョクトウ(緑豆)があります。
神秘のエンドウマメ「ツタンカーメンのエンドウ」
ツタンカーメン(Tutankhamun)のエンドウはツタンカーメン王の墓から出土した豆の子孫とされます。赤花を咲かせ花後に紫色の莢を成らせます。鞘の中には通常のエンドウと同じ緑色の豆が7粒ほど入っています。豆は普通のえんどう豆と同様に食用となります。
エンドウマメのwakameと蔓を野菜に「トウミョウ」」
トウミョウ(豆苗)とはエンドウの若芽と蔓を摘み取ったもので、独立した野菜として流通しています。
トウミョウを使った料理には、サラダ、炒め物、和え物、お浸し、天麩羅などがあります。
栄養分にはカロチンや、ビタミンB1、B2やビタミンE、カルシウムなどが含まれます。
●エンドウ(豌豆)の種類
・草丈が高い、いわゆる高性(2〜3m)で、蔓のある、「30日絹莢」
・草丈が低い、いわゆる低性(50cm)で、ツル無しの、「成駒30日絹莢(ナリコマサンジュウニチ)」
・極端に背の低い、いわゆる矮性種の「白花砂糖」
等、があります。
完熟させた豆を食べるものには、
・あん(ずんだ)に使われる青エンドウ
・蜜豆に使われる赤エンドウ
があります。
一般名:エンドウ(豌豆)
、学名:Pisum sativum(ピスム・サティブム)
、別名:サヤエンドウ、キヌサヤ(若莢のこと)
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱マメ目マメ科エンドウ属
、原産地:メソポタミア 花色:白か赤紫 莢色:明るい緑色
花期:3〜5月、草丈:200〜300cm、収穫期:周年(5〜6月が旬)
■関連ページ
エンドウ(豌豆)
ア行の花
グリーンピース(Green pea)
memo(2013年2月27日)
農水産物図鑑
花図鑑
花暦
麹町便り
memo
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「ワイは野菜の花や。名前は人の姓みたいやけど」
「同じく、花と実や。」
「ワイ等は花と実が仲良うて一緒に居るや。」
エンドウ(豌豆) 白花品種 2004年3月13日、清澄白河
エンドウ(豌豆) 赤花品種
和代さん撮影、2012年5月7日
キヌサヤ(絹莢)
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豌豆の莢がまだ柔らかい時に摘み取ったもの
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キヌサヤ(絹莢)
2009年11月6日、自宅で
キヌサヤ(絹莢)
2011年12月7日、自宅で
キヌサヤ入り煮しめ
上の白い塊は サトイモ(里芋) 、
左の丸いのは ホタテガイ(帆立貝) 、右の緑色は
キヌサヤ(絹鞘) で主に料理の彩りに、
下の赤白は クルマエビ(車海老) です。
グリーンピース(Green pea)
2014年2月8日
「大人になった実でっせ。またの名をグリーンピースとも言ぅ。」
硬い鞘を廃棄して中の緑色の豆だけを使用します。
グリーンピース(Green pea)
2009年1月18日
豆ごはん(玄米)
2014年2月27日
スナップエンドウ
2015年6月3日
マーメラス
2014年2月8日
マーメラス 少なくなりました。
2014年2月13日
エンドウ 'ツタンカーメンのエンドウ'(Pea of Tutankhamen ,学名:Pisum sativum cv.)
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ツタンカーメンのエンドウ 花
ツタンカーメンのエンドウ 莢
ツタンカーメンのエンドウ(Pea of Tutankhamen)
一般名:エンドウ 'ツタンカーメンのエンドウ'
学名:Pisum sativum cv.(ピスム・サティブム)
京都府立植物園(2015年5月5日)
豆苗はエンドウの若芽と蔓を摘み取ったもの
2013年2月27日、自宅
豆大福
蜜豆
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