4月の花#1

【かぎけんWEB】
2004年4月、東京の街角や木場公園で

ヤマブキ(山吹) ヤマブキ(山吹) ヤマブキ(山吹) ミツマタ(三椏) ミツマタ(三椏) ヒイラギナンテン(柊南天) ヒイラギナンテン(柊南天) シャガ(著莪) トサミズキ(土佐水木) シナレンギョウ(支那連翹) シナレンギョウ(支那連翹) シナレンギョウ(支那連翹) シャガ(著莪) ヤマブキ(山吹) ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作) トサミズキ(土佐水木) トサミズキ(土佐水木) トサミズキ(土佐水木) ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作)

「4月の花#1(2004年)」には、2004年月に東京の街角や木場公園で咲いていた花とその説明があります。

●花の種類
ヤマブキ(山吹)ミツマタ(三椏)ヒイラギナンテン(柊南天)  シャガ(著莪)  ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作)  トサミズキ(土佐水木)  シナレンギョウ(支那連翹)  シャガ(著莪) 

■関連ページ
4月の花#1(2004年)  4月の花#2(2004年)  2004年の花暦  花暦 


●ヤマブキ(山吹)
2004年4月3日、紀尾井町で
ヤマブキ(山吹)

ヤマブキ(山吹)とは、晩春、山や公園で良く見かける鮮黄色の5弁花を咲かせる落葉低木です。 花色からヤマブキ色という名前が出ました。花後、細長い実が1〜4個つきます。 園芸種には八重咲きのヤエヤマブキ(八重山吹)や花弁が7〜8枚の キクザキヤマブキ(菊咲き山吹)があります。
また、白花でヤマブキに似たシロヤマブキ(白山吹)がありますが、 ヤマブキ属ではなくシロヤマブキ属という別属の花で、花弁の数も違います。

ヤマブキ(山吹)

一般名:ヤマブキ(山吹)
学名:Kerria japonica
別名:ヤマブリ(山振)
分類名:バラ科ヤマブキ属
原産地:日本、中国
樹高:100〜200cm 花色:黄 花径:3〜5cm 咲き方:一重咲き 実長:0.4cm

ヤマブキ(山吹)のページ
ヤマブキ(山吹) ヤマブキ(山吹)
ヤマブキ(山吹) ヤマブキ(山吹)
●シャガ(著莪)
2004年4月3日、紀尾井町で
シャガ(著莪)

シャガ(著莪)とは、春に土手等の日陰で、白または薄青色の花を咲かせている草丈の低い アヤメ科の常緑多年草です。 他のアヤメ科の植物に比べて花は小振りで、花色も白と薄青の2色が知られるだけです。 花弁には青紫や黄色い斑があります。

【アヤメ科の植物】
ジャーマンアイリス
シャガ(著莪)のページ

シャガ(著莪)

一般名:シャガ(著莪)
学名:Iris japonica(アイリスジャポニカ)
別名:コチョウカ(胡蝶花)
分類名:アヤメ科アヤメ属
原産地:日本、中国 草丈:30〜50cm 花径:5cm 花色:白・薄青
開花期:4〜5月

●ミツマタ(三椏)
2004年4月3日、紀尾井町で
ミツマタ(三椏)

ミツマタ(三椏) は、葉が出る前に球形の頭状花をつける落葉低木です。
花名は、枝が3つ又に分かれることから来ています。製紙の原料として知られています。

ミツマタ(三椏)のページ

ミツマタ(三椏)

一般名:ミツマタ(三椏)
学名:Edgeworthia chrysantha
別名:アカバナミツマタ(赤花三椏)
分類名:ジンチョウゲ科ミツマタ属
原産地:中国
樹高:100〜200cm 花序径:5cm 花色:赤・黄  開花期:2〜4月

●シナレンギョウ(支那連翹)
2004年4月3日、紀尾井町で
シナレンギョウ(支那連翹)

シナレンギョウ(支那連翹) は、早春に黄色い四弁化を咲かせる落葉低木で、 花と葉が同時に開きます。葉の上部の縁に鋸歯があり、葉は対生に付きます。 シナレンギョウ(支那連翹)は淡黄色で花弁が細長く、葉縁の上部に鋸歯があるのに対して、 チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹)は濃黄色をした短い花弁を咲かせ、葉縁全体に鋸歯があります。 また、レンギョウ(連翹)は花後に葉が出ます。

シナレンギョウ(支那連翹)

一般名:シナレンギョウ(支那連翹)
学名:Forsythia viridissima(フォーサイシア)
分類名:モクセイ科レンギョウ属
原産地:中国
樹高:3m 花色:鮮やかな黄金色 開花時期:3〜4月 花径:2.5cm

シナレンギョウ(支那連翹)のページ
●ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作)
2004年4月3日、紀尾井町で
ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作)

ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作) は、 春にビニールに似た光沢のある鮮紅色をした細紐のような花を咲かせる耐寒性常緑中高木です。
花の感じがとても珍しいです。
学名の一部にある rubra(ルブラ) とは、真っ赤なという意味です。

ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作)のページ

ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作)

一般名:ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万満作)
学名:Loropetalum chinese var. rubra(ロロペタルム・チャイニーズ 'ルブラ')
別名:アカバナトキワマンサク(赤花常盤万作)
分類名:マンサク科ロロペタルム属
原産地,:日本〜中国〜インド
樹高:200〜400cm 開花期:3〜5月 花色:赤・紫赤・桃

●トサミズキ(土佐水木)
2004年4月3日、清水谷公園(紀尾井町)で
トサミズキ(土佐水木)

トサミズキ(土佐水木)とは、春、葉が出る前に薄黄色の小さな五弁花を穂状に垂下して咲かせる 落葉低木です。 盆栽や公園木、庭木に用いられます。似ている木にヒュウガミズキ(日向水木)がありますが、 樹高は2m程にしかなりません。

トサミズキ(土佐水木)のページ
トサミズキ(土佐水木)

一般名:トサミズキ(土佐水木)
学名:Corylopsis spicata(コリロプシス・スピカタ)
分類名:マンサク科トサミズキ属
原産地:日本高知県
樹高:1〜4m 花期:3〜4月 花穂: cm 花径:8〜9cm 葉長:7〜10cm 
葉形:楕円形 花色:薄黄 葯:紅茶色 結実期:9月

トサミズキ(土佐水木) トサミズキ(土佐水木)
●ヒイラギナンテン(柊南天)
2004年4月3日、清水谷公園(紀尾井町)で
ヒイラギナンテン(柊南天)
ヒイラギナンテン(柊南天)

ヒイラギナンテン(柊南天)とは、葉がヒイラギのようにトゲトゲしており、木姿がナンテンに似ている 常緑広葉低木です。葉は奇数羽状複葉で互生して付き、厚く皮質で光沢があり、 葉縁には深い鋸歯があります。常緑樹ですが、冬の寒さで写真のように見事に紅葉します。 冬〜初春に房状花序に沿って黄色い小花を咲かせます。 秋に黒熟する果実の表面には白い粉状のものが付着します。

ヒイラギナンテン(柊南天)のページ
ヒイラギナンテン(柊南天)

一般名:ヒイラギナンテン(柊南天)
学名:Mahonia japonica
別名:トウナンテン(唐南天)
分類名:メギ科ヒイラギナンテン属
原産地:中国、ヒマラヤ、台湾
樹高:1〜1.5m 花色:黄 開花期:3〜4月 花序長:10〜15cm 果実長:0.7cm

2004年4月 digi121