●苗場スキー場
|
苗場スキー場
まずは苗場スキー場で今春初滑り。
山頂から一気に谷底まで滑り降ります。
右下方に苗場プリンスホテル(複数)が見えます。
|
苗場スキー場
晴れていると周囲の風景がとても綺麗
|
海が見える
|
苗場スキー場(車も人も一杯)
苗場は人気スポットなので下のゲレンデは混雑しています。
|
この時代のスキーファッション女性
|
この時代のスキーファッション男性
|
苗場の山頂(2,145m)の「筍山」
樹氷が綺麗です。
|
苗場スキー場
上のゲレンデはまだ空いています。
苗場を一滑りしたら別のスキー場を滑ってみましょう。
今冬から苗場⇔田代間にゴンドラが新設されました。
|
新設されたゴンドラ(苗場口)
スキーヤーやスノーボーダーが列を作っています。
ゴンドラ乗り場は苗場スキー場の端の方に設置され、
人目につきにくいせいか思ったより利用者は少ないです。
|
ゴンドラに乗る
人やスキーのポール(ストック)、スノーボードは中に、スキーは外のラックに入れます。
座席は進行方向に向かって前に乗りたいものです。
後ろの座席(後ろ向き)は新幹線で後ろ向きの席に座るのと同じで、
あまり心地よいものではありません。
|
8人乗りゴンドラの雄姿
(苗場⇔田代)
|
ゴンドラ進行中
|
ゴンドラ進行中
|
ゴンドラ進行中
距離は延長5,481mあります。
|
ゴンドラ進行中
|
ゴンドラ進行中
ジェットコースター顔負けのアップダウンを繰り返しながらゴンドラは行く。
|
ゴンドラは行く
|
田代ステーション
終点、田代ステーションが見えてきました。
|
田代ステーション
苗場を出発し、15分もうじき、田代ステーションです。
|
田代ステーション到着
15分の旅も終わり田代ステーション(標高1,346m)に到着。
ちなみにゴンドラの中でも携帯は3本線が立ち都会と同様に電話もメールも受信できます。
|
かぐら・みつまた・田代スキー場マップ
後方地図の左手方向(ここでは見えません)が「苗場」で、
ゴンドラが到着した駅が「田代」(地図左)。
以下、「田代」から右方向に→「かぐら」(地図中央)→「みつまた」(地図右)の
順となっています。ですから、実際に長く滑る場合には、
左方向にリフトを乗り継ぐことになります。
|
田代スキー場
ここは「神楽ヶ峰」(標高2,029m)の中腹辺りにあるスキーです。
|
田代
ここはファミリー向けの比較的平らのコースが多いです。
|
田代
コースを走行しながら左、左へとリフトを5回ほど乗り継ぎ
、「かぐら」に向かいます。約50分位の道程です。
|
田代湖
下方に見えるのは「田代湖」です。
|
かぐらスキー場
「田代」から総計7回程度リフトを乗り継ぐと
「かぐらスキー場」の頂上(標高1,845m)に到着します。
ここは「神楽ヶ峰」の山頂付近にありますので比較的、雪室が良いです。
|
スキー場積雪情報を伝える看板
日本を代表する他のスキー場:八方や栂池、蔵王、野沢等のスキー場等の情報がないのは
このホテルの施設があるところに限定されているのでしょうか。
いずれにしましても、この日は全て滑走可能でした。
|
スキー場積雪情報
7:00am
上信越・関東
|
積雪/cm
|
東北・北海道
|
積雪/cm
|
苗場
|
200
|
雫石
|
130
|
三国
|
210
|
千畑
|
140
|
かぐら・みつまた
|
230
|
阿仁
|
150
|
かぐら・田代
|
210
|
森吉
|
170
|
湯沢 中里
|
170
|
鰺ヶ沢
|
180
|
土樽
|
180
|
函館 七飯
|
100
|
六日市 八海山
|
200
|
ニセコ東山
|
200
|
小千谷 山本山高原
|
120
|
真駒内
|
130
|
万座温泉
|
150
|
富良野
|
150
|
水上l高原
|
170
|
深川
|
100
|
軽井沢プリンス
|
80
|
糠平温泉
|
90
|
志賀高原 焼額山 |
190
|
津別
|
90
|
ごりん高原
|
120
|
札幌北広島
|
70
|
妙高杉ノ原
|
170
|
|
|
燕温泉
|
230
|
|
|
日光菖蒲ヶ浜
|
110
|
|
|
狭山
|
65
|
|
|
|
●兎と亀の物語
|
ふと外を見ると
こんな光景が見られました。
さしづめ現代版「兎と亀」の物語でしょうか。
|
1月連休の中日(なかび)。
苗場スキー場は混んでいた。
従って駐車場も混んでいた。
特にホテル宿泊専用駐車場の中でも、
玄関近くのスペースは満車状態。
他にも宿泊客専用の駐車スペースはあるのだが、
ホテルから遠いので倦厭される。
スキーや荷物を玄関で下ろし、
また車を遠くの駐車場に留めにゆくのが皆嫌なのだ。
駐車係もホテル前は満車で駐車できないと言うし。
ということで、大抵のドライバーはおとなしく、
遠く離れた駐車場に車を留める。
|
というわけで宿泊者専用駐車場はずっしりと満員であった。
|
朝、目が覚めてホテルの窓のカーテン越しに外を覗いて見た。
「うわぁ、おるわ、おるわ。ずらっと駐車しちょるがな」っと、怪しい言葉を発する。
「あれ?道路に車、留まってるよ」
「あの車7時前から留まってるよ」
「朝よっぽど早く出てきたんだろうね」
「大変だね」
・・・
「まだ留まっているよ」
「凄いね」
「朝食たべに行こうか」
「うん、行こう」
・・・
「まだ留まっているよ」
|
ところが、目を凝らして見ると夜明け前から1台の車が空きを待って留まっている。
7時になり、8時になり9時になったが道路に留まっている。
なぜにその列が良いのか分からないが留まっている。
|
上から見ていると帰宅してゆく車がちょろちょろと出てくる。
「空いてるスペースがあるのになぁ。」
「気付かないのかな」
「どうしてあそこがいいんだろ」
そうこうしているうちに、9時半になり1台の車がやってきた。
「あっ、別の車が来たよ」
「空いてるところが分かったのかな」
「先車(さきぐるま。ずっと留まっている車のことです)。早く気づけ!」
|
9時半になり1台の車がやってきた。
|
後車(あとぐるま。後から来た車)がどうやら駐車スペースを見つけたらしい。
「どうやら見つけたみたいね。方向転換してきたよ」
「ソロソロっとやってくるね」
「えぇただ今、先車の脇を通過中」 |
どうやら駐車スペースを見つけたらしい。
|
後車が先車に気兼ねしつつ、一路空きスペースへ向かう。
「後車、気兼ねしつつ目的地に接近中」
「前車、どうしたのかな」
|
停車中の車(さきぐるま)に気兼ねしつつ
一路空きスペースへ向かう。
|
後車が目的地に到着し、バックで駐車する体勢に入りました。
「駐車地点で停車。バックします」
「ピピッピピッ」
「あなたは佐川急便か」 |
駐車の体勢をとる後車(あとぐるま)
|
無事近くに駐車できて満足なドライバー。
余裕がでてきたせいか、車にフロントカバーを掛け始める。
「なんか広げてるよ」
「なんだろう」
「フロントカバーみたい」
「いらないんじゃないかな」
|
余裕が出来てフロントカバーを掛け始めるドライバー
|
「フロントカバー、ヨシ」
「あなたが指差点呼しなくても良いぞ」
「良いか」
「掛け終わったようだよ」
|
フロントカバー、ヨシ
|
「駆け足で行っちゃったよ」
「走らなくてもよいのにね」
|
なぜか走る人
|
「先車の運転手、寝てるのかもしれないね」
「朝無理して早く起きすぎちゃって、肝心なときに寝ちゃったのかしら」
「これじゃ、意味無いよね」
「起こしてあげようか」
「疲れているんだから、寝かせておいてあげたら」
「かめ(亀)わんでおいてってとこかな」
「ん?」
「現代版『兎と亀』のお話みたいだね」
「高みの見物してないで、滑りに行こうか」
「うん。それにしても、先車大丈夫かなぁ」
|
相変わらず留まっている人
|
2002年1月6日 麹町便り(2002年2月4日号)から
|