クワガタムシ(鍬形虫)
クワガタムシ(鍬形虫) カブトムシとクワガタは桑の木の樹液が大好きです。下がカブトムシ、上がクワガタです。
クワガタムシ(鍬形虫)とは、東南アジアや日本を含む東アジア、熱帯アフリカ、原産で、クワガタムシ科の昆虫で、世界中に100属1200種がいます。
クワガタムシ科には、多い順に、ネブトクワガタ属(Aegus)、ノコギリクワガタ属 (Prosopocoilus)、クワガタ属(Dorcus)があります。いずれも、大きな顎が特徴で、クワガタムシ科の最大のものは体長12.0cmになります。
日本で観られるのは、クワガタ属(Dorcus)のクワガタで、以下のような種類がいます。
クワガタ属(Dorcus)の種類
主なクワガタ属の種類には以下があります。
オオクワガタ(大鍬形、Dorcus hopei binodulosus)ー日本最大級、ホペイオオクワガタ(Dorcus hopei hopei)の亜種、
コクワガタ(小鍬形、Dorcus rectus)−普通種、
ヒラタクワガタ(平鍬形、Dorcus titanus)ー体形が非常に幅広、
アカアシクワガタ(赤脚鍬形虫 Dorcus rubrofemoratus)ー脚下や腹面が赤い
スジクワガタ(条鍬形、Dorcus striatipennis)ー上翅に明瞭な縦筋、
このうち、オオクワガタ(大鍬形、Dorcus hopei binodulosus)は、日本最大級のクワガタで、体は黒く、体長はオスが最大9cm、メスが最大6cmになります。
身体が大きく、闘争心があるので、カブトムシと並んで男の子に人気のある昆虫です。
名前の由来
名前の由来は、中世日本の武将が頭に被った兜の額に左右に並んだ一対の角状の金属「鍬形」(くわがた)に似ていることから。
一般名:クワガタムシ(鍬形虫)、
学名:Dorcus
別名:クワガタ(鍬形)、
英名:Stag beetle、
原産地:東南アジアや日本を含む東アジア、熱帯アフリカ、生息分布:森林、生活環境:大木の樹洞など、
分類名:動物界節足動物門昆虫綱コウチュウ目(甲虫目)クワガタムシ科、
体色:黒から黒褐色、
口:オレンジ色、
餌:クヌギやコナラの樹液、腐敗した果実、トマト、キュウリ、リンゴ、バナナ、昆虫ゼリー、
行動:夜行性、
性質:臆病、
寿命:1-3年、
生活サイクル:完全変態(卵→幼虫→蛹→成虫)の昆虫、
天敵:コゲラ、アオゲラなどのキツツキや、カラスなどの鳥類、モグラや猫などの小動物、寄生蜂などの昆虫、
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