ラクウショウ(落羽松、学名:Taxodium distichum)とは、北米東部原産で、スギ科ヌマスギ属の落葉針葉樹の落葉高木です。沼や湿地等のジメジメした木陰を好み、気根(呼吸根)が発達します。ヌマスギ(沼杉)とも呼ばれます。生長が早く、樹形が広円錐状に茂ります。スギの仲間なので、葉は線形で互生してつきます秋に葉が紅葉し、冬に葉が高所から鳥羽のように落下します。地上に出た気根が暗所で墓標のように立つ姿は、第一級のスリラーを感じさせます。
全く、別科別属ですが、同じように不思議な感じの植物に、
シャクジョウソウ(錫杖草) があります。
一般名:ラクウショウ(落羽松)、学名:Taxodium distichum、別名:ヌマスギ(沼杉)、Bald cypress、分類名:植物界裸子植物門マツ網マツ目スギ科ヌマスギ属ラクウショウ種、原産地:北米、メキシコ、樹高:20〜50m、生活型:落葉高木、葉形:針形、雌雄異花、開花期:4〜5月、結実:10月、用途:公園樹、建築材、土木用材。
●スギ科の木
・ラクウショウ(落羽松)
・メタセコイア(Metasequoia)
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