ヒイカ とは、ツツイカ目ヤリイカ科ジンドウイカ属の小型の烏賊です。
筒状の外套はヤリイカを小さくして丸みをつけたような形で、その外側には上部から中程まで鰭が付いています。
別名でジンドウイカ(神頭烏賊)、小さい烏賊なのでコイカ(小烏賊)、小さくてずんぐりしている子供のような体形なのでボウズイカ(坊主烏賊)、その他、テッポウイカ(鉄砲烏賊)、テクビイカ(手首烏賊)とも呼ばれます。
生きている時は内臓が透き通るほど透明で、その後皮膚が赤く変色し、さらに時間が経つと白くなります。
春〜夏に産卵しますが、食用となる烏賊なので、その時、大量に水揚げされ出回り、旬は3〜7月頃です。
身は厚くありませんが味が良いので、新鮮なものは刺身や、握り寿司に、通常は煮付けや塩茹で、酢味噌、唐揚げにして食べます。
一般名:ヒイカ
学名: Loliolus (Nipponololigo) japonica
別名:ジンドウイカ(神頭烏賊)、コイカ(小烏賊)、ボウズイカ(坊主烏賊)、テッポウイカ(鉄砲烏賊)、テクビイカ(手首烏賊)
分類名:動物界軟体動物門頭足綱十腕形上目ツツイカ目ヤリイカ亜目ヤリイカ科ジンドウイカ属
生息分布:北海道以南の日本 生活環境:内湾〜沿岸
胴長(外套長):10〜12cm 体形:ヤリイカの小型短縮版のような形
体表色:活きているものは透明、時間と共に赤褐色に変色→古くなると白くなる
産卵期:春〜夏 食感:身は厚くなく柔らかい 食味:甘みが有り濃厚
●イカの仲間
アオリイカ(釣り障泥烏賊)
コウイカ(甲烏賊)
スルメイカ(鯣烏賊)
ヒイカ
ミミイカ(耳烏賊)
ヤリイカ(槍烏賊)
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ヒイカ
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