ビワの花、筑波実験植物園、11月19日
ビワの花木、清洲橋袂、1月2日
ビワ(枇杷)、5月27日
ビワの実
ビワの実、6月6日
ビワの実
剥き枇杷
ビワの果実
枇杷、2008年5月1日
スーパーで製品として売られているビワ、右はゴールデンキゥイ
旧富浦町の枇杷街灯、3月22日
ビワとは
ビワ(枇杷、学名:Eriobotrya japonica)とは、バラ目バラ科ビワ属の常緑高木とその果実のことを言います。
成長が遅い例えで、「桃栗三年 柿八年 枇杷は早くて十三年」といわれます。
自家受粉(単為結果)するので木が1本でも実がつきます。
葉は肉厚があり、皮質で大きく細長で互生し葉縁には鋸歯があります。
秋に枝先に付いた円錐花序から芳香のある小さな白花を多数咲かせます。
初夏に成る果実は、倒卵形で皮の表面に産毛が生えており橙色をしています。
果肉は、水分が多く淡白な味覚で高級果物とされますが、
柔らかく痛みやすい。果肉の中央に大きな赤褐色の種が4、5個入っています。
果実は生食の他、果実種やゼリー、缶詰などに加工されます。
葉は枇杷茶や漢方薬に用いられます。
江戸時代、ビワの葉に肉桂、雀香、木香、甘草、ゴシュユ、
ハジュツの全七品を入れて煎じた「枇杷葉湯」は庶民の夏の飲料として飲まれました。
樹木は、櫛や杖、木刀の材とされます。
代表的産地は長崎県です。
一般名:ビワ(枇杷)、学名:Eriobotrya japonica
、別名:Japanese Loquat、Japanese medlar、Japanese plum、Loquat
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ亜綱バラ目バラ科ナシ亜科ビワ属
、原産地:中国
、生息分布:関東以西〜四国〜九州 環境:石灰岩性の土壌
、樹高:10m、雌雄異株、自家受粉(単為結果)、
葉質:厚く堅い、葉色:緑、葉長:20cm、葉幅:5cm、葉形:長楕円形で波打つ、
葉の付き方:互生、葉柄:短、葉縁:波状の鋸歯、
開花期:10〜翌年2月、花色:白、花弁数:5枚、葯:毛が密生、
結実期:5〜7月、果実色:橙で産毛で覆われる、果実種類:偽果、果実径:4〜5cm、
果実形:倒卵形、用途:食用(果実)、杖や木刀(木材)、代表的産地:長崎県、
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2001年6月、清洲橋の袂で
ビワ(枇杷)の花と木
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ビワ(枇杷)商品
左:ビワ、右:ゴールデンキゥイ
枇杷の街灯(現:房総市、旧:安房郡富浦町)
富浦新港釣りの途中で2009年3月22日
現在は房総市となっている、旧安房郡富浦町のビワ(枇杷)街灯です。
「枇杷の里」に因んでおり、白はビワ(枇杷)の花、橙は果実、刻みの入った緑は葉の色と葉脈、
ぶら下っている形は実がたわわになっている様子を表現しています。
橙色の球形が無いと
スズラン(鈴蘭)の
ようにも見えます。
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