ダツラ(Datura、学名:Datura(ダツラ))は、草本のナス目ナス科チョウセンアサガオ属(ダツラ属)の一年草です。
別名をチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)と言い、漏斗状の花を上向きに咲かせます。
花が白いシロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔)もあります。
花岡青洲が江戸時代後期に日本初の麻酔手術に成功した時に麻酔薬として使ったことが知られます。
花後になる種子には刺があり、中に小さな黒い種子が入っています。花や茎、葉、種など全草に生薬成分が含まれ、量次第では毒にもなります。
草本の朝鮮朝顔=ダツラ
ヨウシュチョウセンアサガオ(洋種朝鮮朝顔)
シロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔)
アメリカチョウセンアサガオ(亜米利加朝鮮朝顔)
一般名:ダツラ(Datura)
学名:Datura(ダツラ)
別名:ダチュラ(Datura)、チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)、マンダラゲ(曼陀羅華)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ナス目ナス科チョウセンアサガオ属(ダツラ属)
原産地:熱帯アメリカ、インド等の熱帯アジア
生活型:一年または多年性の草本 草丈:80〜100cm 花姿:上向き
咲き方:一重・八重 花色:白・紫・黄 花径:15〜40cm 果実形:球形〜楕円形 備考:猛毒
●草本の朝鮮朝顔がダツラ、木本はブルグマンシア
木本のチョウセンアサガオは、木立朝鮮朝顔(ブルグマンシア)=エンジェルス・トランペット・ツリー(Angel's trumpet tree) と言います。
花の感じは似ていますが、別属の花で、木立朝鮮朝顔はトランペット状の花を下向きに咲かせます。
■関連ページ
ダツラ(Datura)
memo(2012年12月)
11月の花(2002年)とカレー粉(Curry Powder)
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