フキノトウ(ふきのとう、蕗の董)
フキノトウ(ふきのとう、蕗の董)黄色い花は菜の花です。
フキ(ふき、蕗)の水煮
牛肉とフキの醤油炒、フキ土佐煮
キャラブキ
キャラブキと葉唐辛
フキノカワ(ふきのかわ、蕗の皮)
フキ(蕗)とは
フキ(蕗、学名:Petasites japonicus)とは、日本原産で、初春、草丈が低く黄色または黄緑色の花を咲かせる
キク目キク科フキ属の多年草で、山菜とされます。
地下茎から花茎を出し花(フキノトウ、ふきのとう、蕗の董)を咲かせ、
花後、雌株は花茎を伸ばして成実し、
地下茎から葉柄(フキ、蕗)を伸ばします。
繁殖は地下茎で行いますが、地下茎は有毒なので食べられません。
食用となる部分
食用となる部分は、花(フキノトウ)と、
花後に伸びる葉柄(フキ)です。
フキのブランド
フキのブランドには、ラワンブキ(北海道)や、秋田蕗(秋田)などがあります。
通常出回っているのは、栽培されたミズブキ(水蕗)であることが多いです。
アイヌの伝承では、フキの葉の下にコロポックル(Koropokkur)という妖精(小人)が住むとされます。
フキの調理方法
山菜の例にもれず、フキはアクが強いので、アク抜き後に調理します。
代表的な食べ方に、
醤油と日本酒、砂糖で煮詰めて濃いきゃらいろ(伽羅色)にし濃付けも濃い佃煮にした「キャラブキ(きゃらぶき、伽羅蕗)
」やフキを醤油と鰹節で煮た「蕗の土佐煮」があります。
家畜には有毒
フキの花と茎は人間の食用になりますが、
ウマ(馬) や、
シカ(鹿) などの草食動物には、
有害で酔ったようになり、
アセビ(馬酔木) と同様、
家畜はフキを食べません。
本能的に毒であることを知っているのでしょうね。
一般名:フキ(蕗)
学名:Petasites japonicus
別名:Fuki(フキ)、Giant Butterbur
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科フキ属
原産地:日本 分布:北海道〜本州、四国、九州の日本、朝鮮半島、中国、サハリン
草丈:30cm 開花期:3〜5月(フキノトウ)、3〜10月(葉柄)
株:雌雄異種 花色:白(雌株)、黄(雄株)
葉柄色:薄緑 葉形:ハート形(腎臓形)
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