ヒャクリョウ(百両)とは、ヤブコウジ科ヤブコウジ属の耐寒性常緑低木です。
葉がすらっと細長く、鋸歯はありません。
初夏に白花を咲かせ、冬に赤または白い実をつけます。
マンリョウ、センリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウのように旧貨幣名がついているのは、果実の多さや樹高の高さにちなみます。
果実が多い→少ない順に、マンリョウ(万両、学名:Ardisia crenata)、センリョウ(千両、学名:Chloranthus glaber)、ヒャクリョウ(百両、学名:Ardisia crispa)、ジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica )となります。
この内、センリョウ(千両)はセンリョウ科で、その他は、ヤブコウジ科です。
庭木や鉢植えに利用されます。
●旧貨幣のつく花木
マンリョウ(万両)、
センリョウ(千両)、
ヒャクリョウ(百両、カタラチバナ、唐橘)、
ジュウリョウ(十両、ヤブコウジ、薮柑子)
一般名:ヒャクリョウ(百両)
学名:Ardisia crispa
別名:カタラチバナ(唐橘)
分類名:ヤブコウジ科ヤブコウジ属
原産地:日本、中国、朝鮮、インド
樹高:30cm
葉色:緑 葉の形:細長い 鋸歯:無し
花径:0.8cm 花色:白 開花期:7〜8月
果実色:赤・白 果実径:0.6〜0.8cm 観賞期:12〜翌年5月
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