シモツケソウ(下野草)は、初夏〜夏、小さな紅色の四〜五弁花を散房花序につける
バラ目バラ科シモツケ属の多年草です。
シモツケ(下野) と似ていますが、
シモツケ(下野)が木であるのに対し、シモツケソウ(下野草)はソウ(草)とつくように草本です。
また、シモツケ(下野)の葉は卵形や披針形であるのに対し、
シモツケソウ(下野草)の葉は掌状に5〜7に深裂します。
シモツケ(下野)とシモツケソウ(下野草)の共通項は、いずれもバラ目バラ科シモツケ属で、
葉縁に不揃いの鋸歯(ギザギザ)があることです。
花の感じが、ユキノシタ科のアスチルベ(Astilbe) と似ています。
一般名:シモツケソウ(下野草)
学名:Filipendula multijuga
別名:クサシモツケ(草下野)
分類名:バラ科シモツケ属
原産地:日本
樹高:30〜80cm 花色:桃 花径:0.5cm 開花期:6〜8月
●シモツケ属の花
コデマリ(小手毬)、
シジミバナ(蜆花)、
シモツケ(下野)、
シモツケソウ(下野草)、
ユキヤナギ(雪柳)、
があります。
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