トキワツユクサ(常盤露草) とは、南米からの帰化植物で、
サトイモ目ツユクサ科ムラサキツユクサ属の常緑多年草です。
観賞用に南米から取り入れられた 斑入りシロフハカタカラクサ(白斑葉博多唐草)「ラデスカンチア・フルミネンシス‘ヴァリエガタ’(Tradescantia fluminensis 'Variegata')」 が野生化し斑が消えたとされます。
葉
葉は一年中緑色で、先端が尖った長楕円状卵形をしており全草がほぼ無毛です。
葉は互生につきます。
花
梅雨時〜夏、
ツユクサ(露草)
に似た葉を持つ小さな白花を叢で群生させます。
頂上の葉腋から花柄を出し3弁花を1〜3個ずつ付けます。
雄蕊は6本で、それぞれの先端には黄色い葯がありそれを白い花糸が支えています。
雄蕊には多数の長い繊毛が密生しています。
中央に1本の雌蕊があります。
花名の由来は葉が常緑でツユクサに似ていることに因ります。
一般名:トキワツユクサ(常盤露草)
学名:Tradescantia flumiensis
別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草)、Wandering jew
分類名:植物界被子植物門双子葉植物サトイモ目ツユクサ科ムラサキツユクサ属
原産地:南米 環境:樹下の湿った半日陰
生活型:常緑多年草
草丈:20〜50cm
葉色:緑 葉形:卵状楕円形〜楕円形で先端が尖る
葉長:5〜7cm 葉の付き方:互生
花の付く場所:先頭の葉腋から花柄を出し1〜3個の花を付ける
花色:白 花径:1.5cm 花形:三角形 花弁数:3枚
花:花中央から多数の繊毛を出す
開花期:6〜8月
花名の由来:葉が常緑でツユクサに似ていることから。
備考:南米からの帰化植物、野草化、群生、丈夫
●ツユクサと付く花
ムラサキツユクサ(紫露草)、
ツユクサ(露草)、
トキワツユクサ(常盤露草)
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