シロバイガイ(白梅貝)
シロバイ、シロバイガイ(白梅貝)とは、日本海の深海で砂泥底に生息する
吸膣目エゾバイ科エゾバイ属の巻貝の流通名です。
●白バイには
白バイという流通名にはエッチュウバイやカガバイ(加賀貝)があります。
生息する場所により名前が異なり、
カガバイは能登半島以北で獲れ、主に石川や富山の北陸〜北海道に生息しています。
一方、このエッチュウバイは能登半島以西の日本海に生息しています。
殻は薄く表面は滑らかで模様はなく薄茶色の薄膜を被っています。
殻には溝があり、5重の塔やチョコレートパンのコルネのように長っ細く巻いています。
食べ物は環形動物門の
ゴカイ(沙蚕)
などの肉食性です。雌雄異体で雌が産卵します。
別属(エゾボラ属)のつぶ貝に似た形をしていますが白バイの殻はツブガイより柔らかく、
また身もツブガイより柔らかいです。
刺身や煮貝、焼き貝にして食べると癖の無い甘みがあり美味しいです。
●赤バイもいる
白バイに対し、赤バイと呼ばれる
エゾボラモドキ(蝦夷法螺擬)
もいます。
一般名:シロバイガイ(白梅貝)
、学名:Buccinum striatissimum
、別名:エッチュウバイやカガバイなどの流通名
、分類名:動物界軟体動物門腹足綱吸膣目エゾバイ科エゾバイ属
、生息分布:日本海 環境:水深200〜500mの砂泥底
、貝殻高:12〜15cm 貝殻径:7cm 食べ物:ゴカイなどの肉食性
雌雄異体 繁殖方法:産卵
■関連ページ
シロバイガイ(白梅貝)
エッチュウバイ(越中貝)
memo(2012年9月13日)
無脊椎動物図鑑
食べ物図鑑
使用前後物語
使用前・使用後物語−ア行
麹町便り
memo
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白バイ=この場合エッチュウバイか
山口よりwebで取寄せ、2014年7月5日
殻付き
エッチュウバイ=白バイの剥き身
2010年3月
エッチュウバイ殻付き
赤バイ貝と呼ばれる
エゾボラモドキ(蝦夷法螺擬)と違い穴は開いていません。
赤バイ貝には唾液腺にテトラミン毒があるので予め取り除いておく必要があるからです。
エッチュウバイ(白バイ)の刺身
2010年3月
エッチュウバイ(白バイ)の刺身
2012年9月13日
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2014年2月19日
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