水槽の中のトウダイツブ、名古屋港水族館(2019年4月6日)
トウダイツブ煮貝
トウダイツブ(灯台螺)とは
トウダイツブ(灯台螺、学名:Buccinum inclytum)とは、エゾバイ科エゾボラ属の巻貝です。日本海の海底に生息します。
貝殻長は15cm程で、貝殻色は肌色地または茶色地で螺旋状肋があります。
食性は小魚などを食べる動物食性です。
食用とする場合は、薄い貝殻を割って水洗いし、白または肌色か黄橙の身を適宜に切って、刺身か煮貝にして食べます。
味は、癖が無く甘みと歯ごたえがあります。
ツブの仲間には
マツブ
名古屋港水族館(2019年4月6日)
バイ や、
シロバイ 、
アカバイ
などがあります。
バイはバイ貝、アズキ貝とも呼ばれ、全国の沿岸にいます。
シロバイはエッチュウバイやカガナイとも呼ばれ、能登から富山、新潟や
若狭〜島根のいずれも日本海沿岸に生息しています。
砂泥底に生息します。
ツブガイはマツブやエゾボラとも呼ばれ北海道以北に生息します。
一般名:トウダイツブ(灯台螺)
学名:Buccinum inclytum
別名:ヒモマキバイ(紐巻貝)
分類名:動物界軟体動物門腹足綱(巻貝)吸膣目エゾバイ科エゾボラ属
生息分布:日本海 環境:水深100〜200mの砂泥底
貝殻長:15cm
貝殻色:茶色地 貝殻質:硬い 貝殻形:細長い巻貝
身色:白、肌色、黄橙
食性:小魚などの肉食性
食味:歯ごたえ、甘み 調理方法:刺身、煮貝
繁殖方法:産卵
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