この時期に木場公園で咲いていた花です。
●登場する花 オシロイバナ(白粉花) カランコエ(Kalanchoe)のページ カンナ(Canna) コリウス(Coleus) ジニア・リネアリス(Zinnia linearis) ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)
■関連ページ 9月の花#1(2001年) 9月の花#2(2001年) 9月の花#3(2001年) 9月の花#4(2001年) 9月の花#5(2001年) 9月の花#6(2001年)
カンナ(Canna)は、夏から秋にかけて色鮮やかな独特の花を咲かせる 半耐寒性多年草の球根植物です。 日本には江戸初期に入って来ましたが、近年日本全国で普通に見られる花です。 葉は光沢に富んでおり長く横幅もあり先端が長楕円形をしています。 葉色は通常、緑色ですが、中には黄と緑のストライプのものや、 葉脈が白いものなどがあり、多数の園芸品種が栽培されています。
一般名:カンナ(Canna) 学名:Canna indeica hybrid 別名:ハナカンナ(花カンナ)、ダンドク、カンナ・リリー(Canna lily) 分類名:カンナ科カンナ属 原産地:熱帯アメリカ 草丈:50〜200cm 開花期:7〜10月 花径:5〜10cm 花色:赤 ・白 ・ピンク ・黄 ・薄黄・橙・赤と黄の斑模様
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ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)は、互生する葉のうち、 花に一番近い葉同士がくっ付いて、その葉の間を茎が貫くという 一風変わった葉の付き方に特徴がある常緑つる性低木で、名前の由来もここから来ています。 梅雨時〜夏にかけて、茎の先に橙色の筒状形をした小花を10〜12個ほど集合させた花を咲かせます。 ハニーサックル(ツキヌキニンドウの別名 )酒も作られます。 同属種にニンドウ(忍冬)があり、こちらは5〜6月に白い花を咲かせ時間と共に黄色く変色します。 ニンドウは、り別名スイカズラ(水葛)と呼ばれます。 また、同属種に赤い実が2個合着して瓢箪のように見えるヒョウタンボク(瓢箪木)があります。
ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)のページ
一般名:ツキヌキニンドウ(突抜忍冬) 学名:Lonicera sempervirens 別名:トランペット・ハニーサックル(trumpet honeysuckle)、ロニセラ(Lonicera) 分類名:スイカズラ科スイカズラ属 原産地:北米 樹高:300cm〜 開花期:4〜9月 花色:赤・橙 小花の長さ:3〜5cm
オシロイバナ(白粉花)は、初夏〜秋に小振りな花を夕方4時(英名のフォー・オクロック )頃から開花させ、白粉のような芳香(白粉花、夕化粧の名の由来)を漂わせ、翌朝9時頃になると閉じる一年草で、 全国の街中で見られます。花後、黒く丸いコロコロした種が萼中に置かれたように載り、 熟すと地面に落ちてそこからどんどん繁殖して行きますので、 放っておいても育ちやすい丈夫な花です。一株で色違いの花が咲くものもあります。
オシロイバナ(白粉花)のページ
一般名:オシロイバナ(白粉花) 学名:Mirabilis jalapa 別名:ユウゲショウ(夕化粧)、フォー・オクロック(Four o'clock) 分類名:オシロイバナ科オシロイバナ属 原産地:熱帯アメリカ 草丈:100cm 開花期:6月下旬〜10月 花径:3cm 花色:赤・桃・白 ・黄
カランコエ(Kalanchoe)は、カランコエ ・ブロスフェルディアナの改良品種で、 小さな4弁花が多数集まって茎先で咲かせる多年草で、丈夫で育てやすいので一年中出回っています。 葉は肉厚で幅もあり、固そうに見える多肉植物です。同属で別系統の園芸種に、 釣鐘型の花をしたウェンディやティサなどがあります。
カランコエ(Kalanchoe)のページ
一般名:カランコエ(Kalanchoe) 学名:Kalanchoe blossfeldiana Poelln 別名:ベニベンケイ(紅弁慶)、カランコエ・グロブリフェラ 分類名:ベンケイソウ科カランコエ(リュウキュウペンケイ)属 原産地:マダガスカル 草丈:10〜25cm(矮性種)、25〜50cm(高性種)花色:赤 ・黄・白 ・橙 ・桃 開花期:周年。3〜5月(自然開花)
コリウス(Coleus)は、葉色や模様がカラフルで変化に富んだ観葉植物で非耐寒性一年草です。 主として葉を観賞しますが、観賞期間は春〜晩秋までと長いです。シソ(紫蘇)の花に似た青い小花を咲かせます。 園芸品種が多く、大半がコリウス・ブルメイですが、小形で茎が歪曲するコリウス・プミルスという品種もあります。
コリウス(Coleus)のページ
一般名:コリウス(Coleus) 学名:Solenostemon scutellarioides 別名:キンランジソ(金襴紫蘇 )、ニシキジソ(錦紫蘇 )、painted nettle 分類名:シソ科コリウス属(ソレステモン属) 原産地:ジャワ 草丈:20cm〜80cm 葉の観賞期:4〜11月 葉色:緑・緑に黄の斑入り・緑に白の斑入り・赤の斑入り・紫・紫褐色 葉形:シソに似たもの・フリル・切れ込み
ジニア・リネアリス(Zinnia linearis)は、枝分かれが良く背丈の低い一重の花を咲かせる一年草です。 葉が細いので和名はホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)と呼ばれます。 リネアリスとはラテン語で「細い線のような」という意味です。花色には白や橙色があります。 このジニア・アングスティフォーリア(ジニア・リネアリス)と ジニア・エレガンスの交配品種に ジニア・プロフュージョンがあります。
ジニア・リネアリス(Zinnia linearis)のページ
一般名:ジニア・リネアリス(Zinnia linearis) 学名:Zinnia angustifolia(ジニア・アングスティフォーリア)(=linearis) 別名:ホソバヒャクニチソウ(細葉百日草) 分類名:キク科ジニア属 原産地:南北アメリカ 草丈:30〜40cm 花色:白・橙・黄