カワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus superbus L. var. longicalycinus Williams)とは、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子) の変種で、ナデシコ目ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草です。
低山の日当たりの良い草原や河原で、5〜6枚の弁花先端が細深裂した紅紫色の花を咲かせます。
秋の七草の一つとして知られ、別名をヤマトナデシコ(大和撫子)とも呼ばれます。
太くしっかりした花茎は、上部でスプレー状の枝分かれし枝先に花を咲かせます。花色には白もあります。
山上憶良が万葉集で
秋の七草
を詠んだ短歌がありますが、花名を覚えるのに重宝するので掲載します。
一般名:カワラナデシコ(河原撫子)
学名:Dianthus superbus L. var. longicalycinus Williams
別名:ヤマトナデシコ(大和撫子)、ナデシコ(撫子)
分類名:ナデシコ科ダイアンサス属(Dianthus)
原産地:日本
草丈:30〜50cm 花色:桃・白
開花期:5〜8月 花径:4〜5cm
「萩の花
尾花
葛花
なでしこが花
をみなへし また
藤袴
朝顔が花(今の桔梗)」
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