2004年11月23日、唐招提寺(奈良)
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■紅葉
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モミジ(紅葉)
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モミジ(紅葉)は、秋の紅葉が美しい葉が掌形をしている小高木です。
葉は5裂していることが多く(5〜9に深裂)、葉縁には鋸歯があります。公園樹や庭木、盆栽に向いています。
一般名:モミジ(紅葉)
学名:Ace palmatum Thunb
別名:モミジ(もみじ)、イロハカエデ(いろは楓)、タカオカエデ(高尾楓)、Japanese Maple(ジャパニーズ・メイプル)
科属名:カエデ科カエデ属
原産地:日本
樹高:8m 観賞期:4〜11月 葉色:赤・赤紫・緑
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■ツワブキ(石蕗)
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ツワブキ(石蕗) 2004年11月23日、唐招提寺(奈良)で
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ツワブキ(石蕗)は、秋〜冬に黄色い花を咲かせ、葉がフキ(蕗)に似ており大きく表面に艶がある草本です。
茎や根には薬効があると言われ、民間療法では、腫れ物や出来物、湿疹、打撲傷、下痢等に用いられています。
一般名:ツワブキ(石蕗)
学名:Farfugium japonicum
別名:たく吾
科属名:キク科ツワブキ属
開花期:10〜12月 花色:黄
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■ツバキ(椿)
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椿
椿の木材は櫛にされたり、焼いて炭にされます。果実は絞って椿油にして利用されます
紅に白斑入りのツバキ(椿) 品種、唐招提寺(奈良)で、2004年11月23日
ツバキ(椿)は、江戸時代から栽培されている常緑高木で多数の園芸品種があります。
花が首から落ちるので不吉だとして好まない人もいます。
サザンカ(山茶花)と似ています。
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ツバキ(椿)
紅に白斑入りのツバキ(椿) 品種、唐招提寺(奈良)で、2004年11月23日
椿は山茶花と違って、花が首から落ちます。
一般名:ツバキ(椿)
学名:Camellia japonica(カメリア・ジャポニカ)
別名:カメリア(Camellia)、ヤブツバキ(藪椿)
分類名:ツバキ科ツバキ属
原産地:日本
開花期:12〜4月 花色:紅・白・桃・紅に白斑入り・紅白のぼかし・覆輪・咲き分け
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■サザンカ (山茶花)
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サザンカ (山茶花)
サザンカ (山茶花)は、花の無い時期に咲く貴重な耐寒性常緑高木です。花色には桃色、赤、白等があります。
ツバキ(椿)と花が似ていて見分けが難しいです。
一応両者の違いを下表にまとめてみました。
サザンカは葉縁がギザギザしており、花弁がバラバラに散るので地面に落ちている花を確認するのも
一つの判断材料になるかもしれません。サザンカにもツバキ同様に実がなり油も採取されるようです。
サザンカ(山茶花)のページ
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サザンカ (山茶花)
一般名:サザンカ (山茶花)
学名:Camellia sasanqua
別名:イワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)、ヤブサザンカ(藪山茶花)
科属名:ツバキ科ツバキ属
原産国:日本
樹高:50〜1200cm 開花期:10月〜翌年2月 花色:桃・赤 ・白 花径:5〜7cm
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■ミズナラ(水楢)
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ミズナラ(水楢)
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ミズナラ(水楢)は、水分を多く含むため燃え難い木で雌雄同株の落葉高木です。
花は春に咲き、風媒花となります。葉には鋸歯があり互生して付き秋に黄葉します。
果実はドングリとなりますが、渋くて食用とはしません。
材は高級家具やウィスキー樽材、高級木炭、椎茸ほだ木にに用いられます。
唐招提寺に、「水楢の柔き若葉はみ眼にして 花よりなほや 白うにおはむ」(北原白秋)の歌碑がありました。
一般名:ミズナラ(水楢)
学名:Quercus mongolica var. grosseserrata
別名:オオナラ(大楢)、ミズボウソウ
科属名:ブナ科コナラ属
原産地:中国、日本
樹高:10〜30m 樹径:1.5m 樹皮色:灰褐色〜暗褐色
雄花序長:4〜5cm 果実長:2cm 果実形:楕円形 開花期:5月
黄葉:10〜11月 結実期:10〜11月
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