ネコヤナギ(猫柳)
2002年2月、野沢温泉の宿
旅館のトイレにいけてありました。
ネコヤナギ(猫柳) は、水辺を好む柳の一種で、
早春に銀白色の花の穂の毛が猫の尾のように見えるヤナギ科ヤナギ属の落葉低木です。
雌雄異株()で雄花と雌花がそれぞれに咲きます。
一般名:ネコヤナギ(猫柳)
学名:Salix gracilistyla
別名:タニガワヤナギ(谷川柳)、カワヤナギ(川柳)、エノコロヤナギ(狗尾柳)
科属名:ヤナギ科ヤナギ属
原産地:中国、日本
樹高:1〜5m 開花期:3〜4月 結実期:5〜6月 花穂(かすい)長:3〜4cm
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生花−黄・白菊(野沢温泉)
旅館の床の間にいけてあった菊の生け花
キク(菊)は、春の桜と同様、ともに日本を代表する国花となっている耐寒性常緑多年草(宿根草)です。
花色は、豊富で、ピンク、赤、白、黄、橙、複色があります。花の大きさも、花径18cm以上の大菊、9cm以下の小菊、その間の中菊があります。大菊(大輪菊)は通常一茎に一輪を咲かせるように摘芯することが多く秋の花展によく出展されているもので厚物(花弁がぼってり固まったもの)と管物(線香花火のように花弁が細く広がっているもの)系があります。中菊(中輪菊)には嵯峨菊や江戸菊、伊勢菊のような伝統的な系統のものです。小菊(小輪菊)は花色豊富で一重咲き八重咲き、丁子咲き、ボンボン咲きなどがあり、ケンガイ(懸崖)や盆栽、菊人形、玉造りなどにされます。菊人形を見ると横溝正史の映画が思い出されます。スプレーマムはアメリカ産の小中菊でパステル調の花色で、花がスプレー(分枝)状につくことから名付けられました。ポットマムは大量生産する鉢物用に改良された品種の総称で周年開花します。
一般名:キク(菊)
学名:Dendranthema×grandiflorum
別名:イエギク(家菊)、スプレーマム(spray mum)、ガーデンマム(Garden mum)、ポットマム(Pot mum)、クッションマム(Cushion mum)
属名:キク目キク科キク属
原産地:中国、米国(スプレーギク)
草丈:30〜60cm 花径:9cm未満(小菊) 9〜18cm(中菊) 18cm以上(大菊)
開花時期:9〜12月 花色:ピンク、黄、白、赤、橙、複色
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