カトレア(Cattleya)
樹上や岩上に着生するラン科の非耐寒性多年草です。
優雅な姿形と芳香から洋蘭の代表格として、「ランの女王」、「花の女王」とも言われています。
バルブ(偽鱗茎)と呼ばれる紡錘形か棒状をした茎から細長い硬い葉がつき、
葉の付け根から花を咲かせます。花は花弁、唇弁、背萼片、側萼片から構成されています。
用途としては、鉢植えやコサージュ、ブーケ等に用いられます。
一般名:カトレア(Cattleya)
学名:Cattleya Hybrids
別名:カトレヤ
分類名:ラン科カトレア属
原産地:中南米の熱帯地方
花色:桃 ・白・赤 ・橙 ・黄 ・赤紫・青紫・青・緑・唇弁だけ色が異なるもの
草丈:20〜50cm 花径:5〜15cm 花数(1花茎当り):1〜10数輪
開花期:種により異なる
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ユリ
日本でも欧米でも人気の高い耐寒性球根植物です。
ヤマユリやカノコユリjなどの交配品種群で花は大型です。
オリエンタルハイブリッドやアジアティックハイブリッドなどの品種があります。
球根は百合根と呼ばれ食通の間で珍重されます。
一般名:ユリ(百合)
学名:Lilium spp.
別名:リリー(Lily)
科属名:ユリ科ユリ属
原産地:日本
草丈:60〜150cm 開花期:6〜7月 花色:白・桃・赤 花径:20〜25cm
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ヤブラン
小さな薄紫色の花を咲かせる常緑多年草です。
葉に立状の細長い黄色いスジ(条斑)が入っている園芸種をフイリヤブランと呼びます。
根の肥大部に滋養強壮や鎮咳、去痰、強心利尿などの薬効があるとされます。
一般名:ヤブラン(藪蘭)
学名:Liriope lantyphylla(=L. muscari)(リリオペ)
別名:リリオペ、ノシメラン
科属名:ユリ科ヤブラン属
開花期:6〜10月 葉幅:1cm 葉長:30〜50cm
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デンドロビウム
一般名:デンドロビウム(Dendrobium)
学名:Dendrobium spp.
科属名:ラン科デンドロビウム属
原産地:熱帯アジア、オーストラリア
ラン科の多年草ですが、ファレノプスのように高値の花といった感じではなく、
普段着の花といった趣の花です。葉はシンビジウムほど長くなく、丸味を帯びて短めです。
代表的なものはノビル系や、デンファレ(ファレノプシス)系で、他にフォーモーサム系、
キンギアナム系もあります。単にデンドロビウムといえばノビル系をさすことが多く、
ファレノプシス系はデンファレと呼んで区別しているようです。
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