キャニモモはインド、ヒマラヤ西部に自生するツバキ目オトギリソウ科フクギ属の常緑小低木です。
フクギやマンゴスティン等と同じフクギの仲間です。
葉は皮質で光沢があり細長い楕円形をしています。
白花を咲かせた後、冬にマンゴスティンに似た果実を成らせるので、英名で "False mangosteen"とも呼ばれます。
果実形が卵のようなので別名でタマゴノキ(卵の木)とも呼ばれます。
キャニモモは酸味が強いので生食できますがジャムやシャーベットに加工して食べます。
花名は果実に含まれる黄色いヤニのような物質から、ラテン語で「黄色い、乳汁」と名付けられました。
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一般名:キャニモモ
学名:Garcinia xanthochymus(ガルシニア・クサントキムス)
別名:タマゴノキ(卵の木)、Egg tree、Gamboge、False mangosteen
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ツバキ目オトギリソウ科フクギ属
原産地:インド、ヒマラヤ西部 樹形:円錐形 樹高:10m 葉質:皮質で光沢
葉形:長楕円形 葉のつき方:対生 花色:白 果実形:球形(花痕部に突起)
結実期:12〜1月 果実色:緑→橙色 果実形:5cm
用途:ジャム、シャーベット、生食(酸っぱい)
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一般名:ストロファンツス・グラツス(Strophanthus gratus)
学名:Strophanthus gratus
別名:Cream fruit tree(クリームフルーツツリー)
科属名:植物界被子植物門双子葉植物綱キョウチクトウ科ストロファンツス属
原産地:熱帯アフリカ 環境:
蔓長:7m 葉色:緑 葉長:30cm 葉形:長楕円形 葉のつき方:対生
開花期:6月 花形:筒状花 花序:穂状花序 花径:5cm 花色:桃色→白 花に芳香
果実形:対になった角状
特徴:種子に毒があり、世界四大矢毒の一つとされます。
尚、四大矢毒とは、イポー、クラーレ、ストロファンツス、トリカブトをさします。
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ストロファンツス・グラツス(Strophanthus gratus)は
キョウチクトウ科ストロファンツス属の常緑蔓性低木です。
初夏に枝先に穂状に芳香のある美しい桃色の筒状花を咲かせ時間と共に白く変化します。
花後になる果実は対になった角状の形をしています。
種子にストロファンチンという毒があり世界四大矢毒の一つとされ、昔は矢毒に使われました。
尚、四大矢毒とは、イポー、クラーレ、ストロファンツス、トリカブトをさします。
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