レタス(Lettuce) とは、黄色い小花を咲かせる
キク目キク科アキノノゲシ属の1・2年草の野菜です。
流通当初は、洗浄野菜ということで、洗わなくても食べられる野菜として売り出され、爆発的な人気を呼びました。
その後、人気が定着し、普段使いで、生野菜サラダや、肉などと炒めたり、鍋野菜として煮込み料理などにも使われます。
水族館などでは、植物食の魚の餌に使われており、動物園でも繊維質食品として動物に与えています。
レタスの種類
レタスには数種類あり、私達が普段食べているのは、
ヘッドレタスのクリスプヘッド(Crisp head 、学名:L. s. var. capitata )型で、
キャベツのように結球します。
サラダ菜はレタスと同じヘッドレタスですが、
こちらはバターヘッド型という緩やかに結球した柔らかいタイプです。
リーフレタス (学名、L. s. var. crispa) は非結球レタスで、
緑色の
グリーンレタス(Green Lettuce) や、
葉先が赤紫色のサニーレタス、
サンチュという焼肉を包むもの、コスレタスというサラダ菜が縦に長くなったようなもの、
ステムレタス (L. s. var. angustana) というアスパラガス似の茎を食べるもの
があります。
ステムレタスは山クラゲの原料となります。
さらに、ロメインレタス(コスレタス、cos lettuce, romaine lettuce)は半結球で、葉は巻かず立った状態で成長するレタスです。原産地はコス島、ロメインとは Romaine(ローマの)ことです。シーザーサラダに無くてはならないものですが、炒め物にも使われます。
一般名:レタス(Lettuce)
学名:Lactuca sativa L.
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科アキノノゲシ属チシャ種
別名:チシャ(萵苣)
原産地:地中海沿岸〜西アジア
生息分布:日本中 環境:水耕栽培才、路地
草丈:1m 重量:300g 花色:黄 花径:1〜2cm
開花時間:朝方の1〜2時間
収穫日数:50日(結球レタス)、リーフレタス(30日)
出荷期:一年中 日本の主要な産出地:長野、茨城
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野菜図鑑
2009年11月10日memo
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