12月の花#1 ア行・カ行」【かぎけんWEB】

2003年12月15日、木場公園

木場公園(2003年12月15日)

から「ア行・カ行」

【ア行】

アイビー(Ivy)
アイビー(Ivy)

アサギリソウ
アサギリソウ

ウィンターコスモス(Winter cosmos) ウィンターコスモス(Winter cosmos) ウィンターコスモス(Winter cosmos)
ウィンターコスモス(Winter cosmos)

オキザリス ボーウィー
オキザリス ボーウィー(oxalis bowiei)

オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor) オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor) オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor) オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor)
オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor)

オステオスペルマム(Osteospermum)
オステオスペルマム(Osteospermum)

アザミゲシ(薊芥子) アザミゲシ(薊芥子)


オステオスペルマム(Osteospermum)


イチョウ イチョウ
イチョウ

【カ行】

カラミンサ(Calamintha) カラミンサ・グランディフローラ
カラミンサ・グランディフローラ

キク(菊) キク(菊) キク(菊) キク(菊) キク(菊)
キク(菊)

キンギョソウ(金魚草) キンギョソウ(金魚草)
キンギョソウ(金魚草)

コンフリー コンフリー
コンフリー

12月の花(2003年)【かぎけんWEB】2003年12月15日の花ー「ア行・カ行」
【12003年12月15日に撮った花写真を5つに分けて掲載します。
12月の花1ー「ア行・カ行」、12月の花#1ー「サ行・タ行」、12月の花#2ー「ナ行・ハ行」、12月の花#3ー「マ行・ヤ行」、12月の花#4ー「ラ行、ワ行・カ行」です。】

■関連ページ
12月の花#1(2003年)  12月の花#2(2003年)  12月の花#3(2003年)  12月の花#4(2003年)  12月の花#5(2003年)  花暦2003  花暦  花図鑑  野草図鑑  麹町便り


●サザンカ (山茶花)
ザサザンカ(山茶花) ザサザンカ(山茶花)
ザサザンカ(山茶花) ザサザンカ(山茶花)

サザンカ (山茶花)は、花の無い時期に咲く貴重な耐寒性常緑高木です。花色には桃色、赤、白等があります。 ツバキ(椿)と花が似ていて見分けが難しいので下表のようにまとめてみましたが、私は修行不足でそれでもなかなか見分けることができません。サザンカにもツバキ同様に実がつき油が採取されます。

一般名:サザンカ (山茶花)
学名:Camellia sasanqua
別名:イワハナビ、姫椿、ヤブサザンカ
分類名:ツバキ科ツバキ属
原産国:日本
樹高:50〜1200cm 開花期:10月〜翌年2月 花色:桃 ・赤 ・白 花径:5〜7cm

サザンカとツバキの比較

サザンカ(山茶花) ツバキ(椿)
分類名 ツバキ科ツバキ属 ツバキ科ツバキ属
花期10〜12月12〜4月
花径5〜7cm3〜10cm
花姿平開 平開しない
落花 ばらばらに散る 首から落ちる
雄しべ 筒状にならない 筒状になる
樹高 50〜1200cm 50〜1800cm
葉長 3〜7cm5〜12cm
葉縁 鋸歯(細かいギザギザ)全縁(ギザギザが無い)
葉柄 ・若枝に細毛
葉形 楕円形で先が尖る 細長め
球形で表面に毛がある 球形で表面がツルツル
芳香
●アザミゲシ(薊芥子)
アザミゲシ(薊芥子) アザミゲシ(薊芥子)

アザミゲシ(薊芥子)は、江戸時代に外来した維管束植物で、トゲトゲして薊似の葉が特徴です。夏に、黄色または白い月見草に似た花を茎先に咲かせます。

一般名:アザミゲシ(薊芥子)
学名:Argemone mexicana
分類名:ケシ科アザミゲシ属
原産地:メキシコ
開花期:6〜8月 花色:白・黄
●ハキダメギク(掃溜菊)
ハキダメギク(掃溜菊) ハキダメギク(掃溜菊)
ハキダメギク(掃溜菊) ハキダメギク(掃溜菊)

ハキダメギク(掃溜菊)は、小さな黄色い筒状花と5弁の舌状花からなるキク科の一年性の野草で、熱帯アメリカからの帰化植物です。茎は柔らかく、短い毛が生えています。緑色の葉は長卵形で先端が尖っており、葉縁には荒い鋸歯があります。開花期は春から冬までと非常に長いです。花弁は先端が丸みを持って3つに分かれて(3裂)います。名前が可哀相な気がします。

一般名:ハキダメギク(掃溜菊)
学名:Galinosoga ciliata
分類名:キク科コゴメギク属
原産地:熱帯アメリカ
草丈:10〜60cm 花色:黄色い筒状花と白い舌状花 花期:4〜12月 花径:0.5cm
●ヌマツルギク(沼蔓菊)
ヌマツルギク(沼蔓菊) ヌマツルギク(沼蔓菊)
ヌマツルギク(沼蔓菊) ヌマツルギク(沼蔓菊)
ヌマツルギク(沼蔓菊) ヌマツルギク(沼蔓菊)

ヌマツルギク(沼蔓菊)は、畑や田圃の畦道に見られる野草で、細い茎先に一輪の小花を咲かせるキク科の一年草(二年草)で、アメリカからの帰化植物です。花は中央部で盛り上がった橙色の筒状花と、周辺の黄色い舌状花から構成されています。茎は赤茶色をしています。葉は濃緑色で対生してつきます。

一般名:ヌマツルギク(沼蔓菊)
学名:Spilanthes americana Hieron
分類名:キク科スピランテス属
原産地:北米
草丈:20〜60cm 花径:1〜1.5cm 花色:橙色の筒状花と黄色い舌状花
開花期:9〜12月
●ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)
ベニバナボロギク(紅花襤褸菊) ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)は、アフリカからの帰化植物で、花冠が紅色をしたキク科の一年草で、花が咲くとすぐに白い冠毛がボロのように付くので命名されました。花は頭状をしており、総苞は筒状をしています。頭状花は下向きに咲きます。茎は太く赤茶色をしています。葉は緑色で互生し、長楕円形をしており、葉縁には鋸歯が見られます。茎も葉も食用となります。

一般名:ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)
学名:Crassocephalum crepidioides
分類名:キク科ベニバナボロギク属
別名:南洋春菊
原産地:アフリカ
草丈30〜80cm 開花期:7〜12月
●セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)枯れ枝
花
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)枯れ枝

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は北米原生の帰化植物で、日当たりの良い空き地や河川敷で大繁殖し、勢力範囲を広げて他の植物を駆逐していることで問題視されている多年草です。小さな頭花を密に付けて大きな円錐形の花序を作ります。養蜂家が秋の蜜源としている花であり、虫が媒介して花粉を運ぶ虫媒花であり、風が運ぶ風媒花ではないので、最近では花粉症発症の要因では無いと言われています。

一般名:セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
学名:Solidago canadensis var. scabra(=Solidago altissima)
別名:セイタカアキノキリンソウ(背高秋の麒麟草)、ソリダゴ(Solidago)、
    ゴールデンロッド(金の鞭)
分類名:キク科アキノキリンソウ属
原産地:北米
草丈:100〜250cm 花序高:20〜30cm 頭花の花径:0.5〜0.7cm
開花期:10〜11月 花色:黄